先日ランチであるイタリアンの店に
足を運びました。
なんとビックリ・・・まったくと言ってもよいほど
お客様が入っていません。
・・・なぜだろう
そう考えながら席についてオーダーをしました。
料理を作っている姿も特に問題はない、
店員さんの感じも決して悪くない、
いったい何が理由でこんなに暇なのだろう・・・
と特に欠点のない食事も終わってお会計もして
店を出ました。
そして、店の前を通る人を数分見て、
わかったことがあります。
それは、ほとんど人に気づかれていない、ということでした。
店頭にA型看板が置いてあるのですが、
誰も見向きもしません。
残念ながら・・・
しかし、私は店に気づきましたよね。
これにも理由があります。
それは、初めて訪れる土地なので、
より多くの情報を取り入れようと
周囲を見渡していたからです。
だから気づくことができました。
しかし、この土地に住む人たちは
毎日この店の前を通ります。
ほとんど風景化してしまって
気づかないのです。
まず、店内も暗いから外から見たら
営業しているのかどうかわかりません。
しかも予約している人がいたのか、
入口にWELCOME １１時半～○○様
と書かれていました。
これ余計な演出ですよね。
だって、貸し切りなのではないかと
思わせているのですから。
と、もしわたしがこの店の店長だったら
どうするのかを考えました。
まず、営業をしている、というのを
道行く人に理解してもらえるようにします。
さらには、A型看板も毎日書き換えて、
情報の陳腐化を防ぎます。
（※ずっと変わらないと、さらに風景化してしまいます）
まずは、道行く人への認知度を高める努力をします。
そして、店内に入ってくるお客様には、
単品ではなく、セットメニューを積極的に提案をして、
客単価を上げる努力をするでしょう。
と、私は考えたのですが、あなたならどうでしょうか。
今回お伝えしたかったのは、
「この店ひまだな～」で終わらないことが
大切だよ、ということです。
どの店からも学べる事があります。
私は「もし自分が店長だとしたら？」と
自分で問いかけてどんな店外にするかを考えるだけでも
勉強になりました。
私は飲食のプロではないので、
友人経営者（飲食）に聞いてみました。
すると、「俺だったらこうするね」と返ってきて
議論も展開できとても充実しましたし、
たくさんの気づきとアイデアをもらうことができました。
もし私が「この店ひまだな・・・もう最初で最後だな」
と思っていたらそれまでです。
ここからいかに思考をめぐらし私自身の仕事はもちろん
クライアント先で生かせることはないかなと目を光らせながら
いつもサービスを受けています。
ぜひあなたも店に足を運ぶ際は、注意深く観察し、
「もし自分自身が店長だとしたらどうするのか？」
「自店舗も入りにくくなっていないか？」
「お客様の認知率を高めるためにどんな取り組みができるかな？」
を考えてみましょう。
間違いなくあなたの店で使えるアイデアと出会えるでしょう。
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