先日ある企業研修で久しぶりに厳しく指摘をしてしまいました。
これは自身にも言えることなので戒めだと思い
一緒に成長していこうと伝えさせていただきました。
いったい何が発端で私は厳しく指摘をしてしまったのか。
それは、課題の取り組みにばらつきがあったのと、
いくつかの仕組みを導入してもほとんど活用されていなかったのです。
当然こんな調子なので目標予算も達成されていませんでした。
とてつもなく悔しい思いをしました。
未達成と課題の取り組み（仕組みも未活用）が不十分だったのは、
「なぜ、それをやる必要があるのか？」の
目的の共有が十分になされていなかったことだと考えています。
「なぜ課題をやる必要があるのか？」
「なぜ本を読む必要があるのか？」
「なぜ仕組みを活用する必要があるのか？」
「なぜ目標予算を達成しなければいけないのか？」
この目的がしっかりと共有されていなかったことから生み出された
「誰かがなんとかしてくれる」感と、
「みんなしていないからやらなくていい」という惰性
この二つが今回の未達成の結果を作りました。
だれかがなんとかしてくれる、
みんなやってないからいいや、
というのは責任感の希薄から生まれます。
とても残念でしたが、シビアに受け止めなければいけないなと
思いました。
と同時にトレーナーや管理するマネージャーや社長は、
常にこういった起こりうるリスクにも事前対策しておかねくてはいけない
と改めて痛感しました。
研修の課題をやらないかもしれない・・・
と受講生を信じていないわけではありませんが、
もしやらないとしたらどんなサポートをすることで
完全達成することができるのか？
をもっと深く考えるべきだったと思っています。
私はこの仕事を続けて一貫して成果にこだわってきました。
今でも口コミと紹介で仕事が続いているのも
この「成果」にこだわってきた賜物だと思っています。
だから、この敗北感は二度と味わいたくないと思っています。
もちろん研修を通して受講生に負荷がかかっているのもたしかです。
これ以上無理させるわけにもいきません。
この負荷をやわらげ高い価値を生み出す方法はないか考えています。
僕自身ももっと成長しなければいけないですね。
トレーナーとして何を期待されているのか。
それは成果しかありません。
その成果をどうやって出すのか。
現場と事務局そして私がどう力を合わせて
目標達成するための最短コースを見つけて
進むことができるのか。
まだまだやるべきことは多いです。
そして、常に取り組むときは受講生や関係者が
納得できる形でスタートしなければ失敗で終わってしまうことも
今回よくわかったので、今一度目的の共有と
納得感を作り出せるように取り組んでいきます。
・・・となんか自身の決意になってしまいましたが、
このコラムをご覧いただいている方の中でも
目標達成を請け負うマネージャーや経営者には
この話を自分事に置き換えて読んでもらいたいと思っています。
一つ言えば期待通りに物事が進むとは限らない。
信じる信じないではなく、期待したうえで、
リスクヘッジをしていくことも検討しなくてはいけない。
常に達成し続けなければ存続できないからこそ
成果にこだわって現場と一体になって
店をマネジメントしていきましょう。
これからライバルがどんどん増えて
能力の低い店はどんどんつぶれていきます。
なぜ成長する必要があるのか？
なぜ達成する必要があるのか？
を完全に理解し日々学習し、新しいアイデアを生み出し
実行する店はお客様をワクワクし続けられます。
ぜひこの二つの質問に明確に各スタッフが
答えられるようにサポートしていきましょう。
目的・・・大切です。
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