予算を達成したいのはどの店長だって、どの販売員だって
同じ願望として持っています。
そもそも予算達成したい、という願望を持っていない人なんていないか。
会社で働く以上は目標達成し続けなければ自分が大好きな仕事を
続けられなくなりますからね。
売りつけるのではなく、お客様に適切な商品やサービスを
購入していただくのが販売の仕事です。
ところがこの商品やサービスの価値を額面通りに認識してもらうのが
とても難しいですよね。
それこそがセールスパーソンの役割であって、
目標達成する上では欠かせない技術となります。
さらに接客業は制約条件がとても多いです。
例えば、自分でマーケット（店舗立地）を変えることもできない。
攻める場所はいつも一カ所です。
決められた環境で唯一自分自身を変える、成長させることで
目標達成を加速させるのが仕事です。
私も店頭販売員として働いている時は
日本一になるためにある工夫をしていました。
それは、毎日違う行動をとる、ということです。
違う行動をとる、というのは昨日までは発想もしなければ
絶対に思いつかず行動できなかったことを
一つ試す、ということです。
これがとても重要です。
昨日まではできなかったけど、今日できればそれで良いのです。
そして、毎日行動を変えていく。
私の実例で言えば、
金髪でソフトモヒカン、ロック系Tシャツ、ハーフパンツ、
さらにはウォレットチェーンをつけて
働いていたので、ひとつひとつ行動を変えました。
１.髪の毛を黒くする
２.髪の毛を切る
３.着ていく洋服にはアイロンをかける
４.敬語をマスターする（サービス接遇検定、販売士の資格を取得する）
５.背筋ピンとして働く
これを１日一つずつスタートさせました。
今までとっていない行動を一つずつとる、
これがポイントです。
行動が変われば必ず成果が変わります。
なぜなら、お客様は目で見えて耳で聞こえることでしか
購買の判断ができないからです。
話すのが上手であればそれだけお客様も話を聞き込んで
「じゃあそれください」と購入します。
話すのが下手であれば、
「話がつまらない、退屈」となって購買を見送ることになります。
販売はさらに難しく、ちょっとした配慮の足らない一言で
すべてが台無しになってしまう仕事です。
それもお客様の気分にかなり左右されると言っても良いでしょう。
そんな小さな変化に気づき違う言葉を選択し、
お客様を購買に導く、これは高いコミュニケーション技術が
求められます。
言葉を変えると「言葉のアイデア」とでも言いましょうか。
発する言葉は必ず脳から浮かんだ言葉を選択します。
浮かぶ＝アイデア
なわけです。
だからこそ、数多くの選択肢を常に持っていられるように
するのがプロ販売員の必須スキルとなります。
あなたは言葉に自信がありますか？
今までとは違うセールストークを自ら発してみはいかがでしょうか。
そのための学習をし、言葉の勉強をする、
この日々を重ねれば必ずあなたがトップセールスになれるはずです。
商品も、価格も立地も変えられない、
この環境で目標達成するためにはあなた自身が
変わらなければいけません。
まずは使う言葉から変えていきましょう。
さて、次お越し頂くお客様には何を意識し、
今までと違う行動を取り入れますか？
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