先日タクシーで家族と一緒に
水族館に向かいました。
子供って長時間乗り物に乗れない・笑 (バス)
すぐに抱っこを求めてくる・笑 (徒歩)
よってタクシーが選ばれました。
距離的にも2キロ以内。
結果的に2000円を支払うことになる事件が起きたのです。
別にこのことについてクレームを言うつもりはないのです。
たった一言「申し訳ありませんでした」が
あれば良かったのです。
しかし、一切気にすることなく、通常通りのお会計となりました。
このタクシーの運転手は、
最初に断りの一言として「ごめんなさいこのへんあまり詳しくなくて」
とおっしゃっていました。
「え〜〜っ??」と思いましたが、
それでも結構なシンボルなので大丈夫だろうと思っていたのですが、
なんと道を間違え間違え(笑)
結局7〜8分でいけるところを
30分かかりました。
だんだん子供も暴れ始め
「あ〜何のためにタクシー乗ったんだよ〜・笑」
と思いながらなんとか到着。
この時に、「せっかくタクシーをお選び頂いたのに不甲斐ない結果となり
申し訳ありませんでした。」
とここまで言わなくても、一言こちらの気持ちを察した言葉を言ってくれれば
「いいんですよ、気にしないでください」ときもちよく言えたと思います。
(※もちろん言いましたよ・笑)
しかし、何もなくお会計となったので、
さすがに「えっ??」となりました。
このコラムを読んでくださっているタクシー運転手の皆様は
この時にどのような対応をすればいいのか、考えてみてください。
家を出てからもうプチ旅行は始まっています。
子供達も開園前に行って並んでどの順序で何を見るのかを
準備して意気揚々と張り切っていました。
そして、最善策として、タクシーを利用したのです。
車内でももちろん「イルカ〜」「アザラシ〜」「オットセイ〜」と
テンションMAXなのです。
しかし、残念ながら結局開園後に到着になりました。
これは弊社研修でもよく話をすることなのですが、
何を見て仕事をするのか?です。
ただ人を目的地に運ぶのがタクシー運転手の仕事、ではありません。
車内での家族の会話を聞けばわかるはずです。
もう旅行は始まっているのです。
このことに気づいてもらいたかったなと思います。
タクシー運転手の仕事は、人を運ぶのではなく、
家族にとっては家族の笑顔や思い出を作ることが仕事です。
一生涯の思い出を作るサポーターでもあると思っています。
どこを見て仕事をするのか?
ここをちゃんと理解できていれば
車中に子供にかける言葉も、親御さんにかける言葉も、
到着時にかける言葉も変わってくるはずです。
ぜひ自身の仕事に置き換えてみてください。
あなたの仕事はモノを売ることではありません、よ。
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どこを見て仕事をするのか、も大切ですが、
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