一般的に台風がくると、売上は落ちるといわれています。
たしかにその時間は、外を人が出歩かないので、
基本的に売上を作ることは不可能です。
風速も降水量も高いレベルでは
身の危険も感じる程ですから。
という状況下でどうやって売上を上げるのか？
それは、今ではなく、近い未来の売上をアップします。
それはなぜか？
消費が先伸ばしされただけだからです。
例えば、今日買い物にいけなかったらあなたはどうしますか？
台風が収まったら買い物にいきますよね。
また台風がくるとわかれば、
食料品などは台風がくる前にいつもより２倍近く
水や食料を購入しますよね。
必ず前後に売上アップの環境が訪れます。
しかし、ここでいつも通りに営業をしているだけだと、
思うように売上が上がらないのです。
だから一般的に台風はいやがられるのでしょう。
しかるべき準備を重ねれば台風が来た数日間の売上は
簡単に取り返し、むしろそれ以上の売上を作ることができます。
それはどうやって実現するのか？
「台風が発生した日」が勝負、ということです。
今の気象予報はかなり正確です。
進路が決まればたいていはその日に上陸します。
すべて逆算するべきなのです。
食料品など緊急性の高い商品は、
上陸の二日間に多いくらいの商品陳列。
洋服など緊急度が低い商品は、
台風が来ている、また去る直後に店着になると良いでしょう。
と、何をこの記事でいいたいのか？
それは、「事前準備」がすべてですよ、という話です。
事後対応では売上を最大化することはできません。
品切れのリスクが高まります。
そして、一気に仕入れようとしても他の店も同じことを
考えているのでなかなか思うように商品が供給されません。
売上を落とすメカニズムとは単純です。
正確な準備を重ねた店が勝つのです。
台風が来て、「お客様が来ない・・・」といってる暇はありません。
台風が去ってからいつもよりお客様が多くくる環境だからこそ、
万全の準備をしてお客様を迎えましょう。
いつも通りのオープンでは
あまりにもずさんな結果で終わることになります。
肝に銘じておきましょう。
台風は発生した時が勝負です。
次回は、「沖縄売れっ子タクシー運転手さんから学んだ感動の極意」を
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