今回はお客様にお渡しするペンについてお話ししていきますが、
あなたは自分用のペンとお客様用のペンを持っていますか?
もし同じペンを使っているのなら、
すぐに2本用意して下さい。
出来れば、お客様が使うモノは書きやすくて
値段も高く見えるものが良いです。
たったこれだけですがこれをすることによって、
お客様は販売員に大切に扱われているということを実感してもらえるようになります。
たしかに、ボロボロの100円ボールペン渡されても、
「なんか汚そう・・・」って思った時点で、
この店に大切にされている、なんていう実感は
得られないですよね。
大きな文房具店にはたくさんのペンがあるので、
ぜひこだわりの1本を見つけてみましょう。
さらにお客様に資料を用いて説明する際も、基本は同じです。
あなたは使い込まれた白黒コピーでかまいませんが、
お客様にはきれいなカラーの資料をお渡しするようにしましょう。
「自分にはきれいなモノを渡してくれるんだな」と
お客様は喜んでくれ、好印象を与えることが出来ます。
また、もともと見にくい資料なら、枠で囲ったり、
マーカーを引いたりなどもしておけば、さらに喜ばれるはずです。
このように、お店でお客様が手にするモノは、
スタッフと区別してちょっと質の良いモノを手渡すと良いでしょう。
「あっ、私のことを大切にしてくれている」と
実感してもらいやすいのです。
反対に、いくら言葉遣いが丁寧でも、商品は素晴らしくても、
手渡されるモノが使い古されて不潔感があるものだと、
なんだか興ざめしてしまいますよね。
言葉遣い同様、お客様が触れるものは、すべて特別だと意識しましょう。
これを意識するのとしないのとでは、お客様の満足度もだいぶ変わってくるはずです。
お客様をVIPとし、接客に臨んでみて下さい。