多くの販売員が日々「どうしたらもっと売れるようになるのか？」
を考えて接客をしています。
私がABCマートに入ったときも、みんなどうしたらもっと売れるのかを
考えていました。
PCデポでも日々営業の中で「こんなことしたらいいんじゃないか？」
「あんなことしたらいいんじゃないか？」
言われたことに応えるだけではなく、自分で創意工夫する販売員と
一緒に働けたことは今でも私にとって大きな財産です。
今各業界で活躍しているのも頷けます。
そして、独立してそもそも成田直人を雇う時点で販売意識が
とてつもなく高い、わけです。
そんなクライアント先で指導をしていると当時の情熱が
よみがえります。
一緒に店頭に立って、一緒に販売をすることで
もっとスタッフに貢献したい！と強く情熱が湧いてきます。
もちろん誰だってもっと成果を作りたい、
お客様に貢献したい！と思っているのですが、
企業の風土上なかなか個人の努力が噛み合っていないなと
思うことが少なくありません。
勉強をしている、
商品知識を勉強している、のになかなか売上アップしない。
いったいなぜなのか？
これは一種の勉強法なのかなと思っています。
受験だってがむしゃらに勉強したら受かるわけじゃないですよね。
やはり傾向をちゃんと確認して限られた受験期間で
目標達成の最善策を見つけなければ受かりません。
（※ちなみに私は世界史を始めたのが１１月で、
紀元前しかまだ終わらずにセンター試験を受けて
見事自己採点２６点という結果になりました・笑
今思えばもっと違う勉強法を実践しておけばよかったなと。）
販売も同じです。
まずがんばるのであれば頑張り方を考えなければいけません。
目標達成の最善策を知る必要があります。
それは売上優先度に応じた勉強法です。
よく売れる商品の知識やよく聞かれることへの
回答方法を徹底的にマスターすることです。
そして、一つの優先度の高い商品知識を身につけることで、
すぐに接客でも効果を発揮させることができます。
受験で言うところの出題傾向ですね。
しかし、細かい部分では当然応えることができません。
とはいえなかなか出番の少ない商品知識は後回しにする
勇気も時には必要だと私は思っています。
まず一つは優先度から選択する知識習得法です。
次は、カテゴリーを一つ極めることから始めることです。
会社の中で存在感を作るのと圧倒的なファンを構築する勉強法です。
それは、一つカテゴリーを選別します。
私であれば、ABCマート時代は、ビジネスシューズです。
多くのスタッフがスニーカー好きで入ってくるため
手薄のカテゴリーでした。
PCでも初心者向けパソコン知識に絞って勉強をしました。
受験でいうところの力を入れる科目のようなものです。
英語をまずマスターする、といった感じです。
そうすることで他のスタッフもあなたを頼りにするでしょうし、
店の中でも信用度が高まるでしょう。
しかし、他の分野のことを聞かれるとわからないことも多々あるので、
ライフライン（誰に何を聞けば良いのかを明確にしておく）は
しっかりと準備しておく必要がありますね。
優先度による知識習得法、カテゴリー別の習得法
どちらもあなたの店の状況に応じて取り組むのが良いでしょう。
ぜひ勉強の仕方の参考になれば嬉しいです。
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