2014年5月23日

感動サービスを追う前にまずはビールを即座に出そうよ

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世の中の飲食店が少し飛び越えたサービスを
目指そうとしすぎているように実感することがあります。

近くのテーブルでお客様のサプライズをするのは良いことです。
しかし、その結果他のテーブルのサービスが手薄になって
不満足度要因を出してしまうのでは本末転倒。

まずサプライズをした時に、他のテーブルを見てほしい。
他のテーブルもしっかりと拍手をして
「おめでとう!」という声が聞こえたり、
指笛が聞こえれば基本的にはOKです。

しかし、他のテーブルが冷めきっている、としたら
それはサービスに満足できていないことを指し示している可能性が
高いです。
(もちろんそうではない店もあります。雰囲気的に)

誤解しないでください。
日本人は他者に興味がないから「おめでとう」も
「指笛」もしないのではないですよ。

あなたの店のサービスが悪いから、他の人の誕生日まで
お祝いしようという機にならないだけですからね。
(ちょっと言い過ぎですかね・・・汗)

お客様は正直です。

自分はもてなされている側ですし、
何よりお金を払っているわけですから。

別にサプライズをしないでほしい!と
言っているのではありません。

しかし、足下のサービスもできていないのに感動を追うなんて
本末転倒である、と言いたいのです。

サプライズは、店の評判を良くするための施策であることは
間違いありません。

しかし、他のテーブルも積極的に関われる土台が必要です。

感動サービスに奔走するあまり、
ビールも泡がない、出てくるのも5分以上かかる、
食べ物は冷めきっている、としたら
感動サービスは成立しますでしょうか。

答えはNOですよね。

多くの店で感動サービスを目標にするのは
大変素晴らしい取組みだと思いますし、
目指すべき姿だと思います。

とはいえ、すべては「土台」があって成り立つものです。

基礎工事に手を抜くと欠陥住宅になるように、
サービスも土台がなければ感動は成立しない。

あなたの店はいかがでしょうか。
他のテーブルのお客様の誕生日や記念日を
心の底からお祝いしたい、という雰囲気になっていますでしょうか。

それとも、他のテーブルが飲み物がまだ届いていない、
オーダー取りたくても誰もサポートに行けてないという中
サプライズをしていたりしませんか。

サプライズなんだから他のテーブルのお客様も
我慢してくれると思っていませんか。

だとしたら、その姿勢は見直した方がよいかもしれません。
どのお客様も自分自身を誰よりも大切にしてもらいたい、という
欲求を持っていることを忘れてはいけません。

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