売れない人は接客に対してあまり前向きな気持ちを
持っていません。
なぜなら、自分が思う通りに接客が進まないからです。
それもそのはず、能力がないのですから。
しかし、その致命的な要因に気づいていないものです。
売れなければ、当然モチベーションも下がります。
次第に表情も変化がなくなり、ますますお客様満足度を下げる
行動が目立つようになります。
私は、接客を受ける前に「この人からは買いたくないな、と思う
接客をしている人とたまに出会います。
上記のような人です。
まだ話をしてもいないのに、です。
本人は目の前のお客様に対して接客しているつもりだと思うのですが、
実は知らないうちに周囲にいるお客様にも影響を与えているのです。
「なんだこの人の言葉の使い方は・・・？」
「なんだこの態度は・・・？」
「なんだこんなにえらそうなんだ？」
と、このように接客を見て判断されています。
逆に好感度が高い店員さんが他のお客様を接客していると、
この人（お客様）の次に自分を接客してもらおう、と
勝手に心の中で予約しています。
だから、売れる人には次から次へと
お客様が押し寄せるのです。
売れない人は、ますますお客様を遠ざけてる、のです。
このことに早く気づいた方がよい。
それは売上が示しています。
他の人よりも売れない、ということは、
それだけ接客をしていないお客様に少なからずの影響を
与えている、ということです。
売れる人はますます売れ、売れない人はますます売れなくなる、
現場はなぜこれほどまでに二極化するのか？
理由は、この話の通りです。
あなたの態度、行動一つで周囲のお客様に影響を与えているとしたら
どのような行動を取ることがふさわしいのでしょうか。
そこに何が求められますか？
正確な商品知識であり、
お客様に好感を与える接客（マナー）ではありませんか。
そのためには例外なく能力が必要です。
良い結果を得るためには、それなりに能力が必要です。
適切な努力が求められるでしょう。
しかし、一度身につけてしまえばこの話の通り
良いスパイラルに入り次から次へと面白いほど
商品が売れていくことでしょう。
“お客様の心の中で勝手に予約される”ような
接客技術を身につけていきましょう。
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