CS(顧客満足度)を高める方法はいくつかありますが、
中でも今すぐできて効果が出る方法を紹介します。
CSを高める方法あなたは何が思いつきますか?
私は・・・なかなか思いつきません・笑
いや、正確には体験以上のアイデアは生まれないのではないかと
思っているほどです。
CSを高めるアイデアを30個出してください。
と例えば問題を出したとします。
そこでおそらく出てくるのは、
過去受けてきたサービスをヒントに
生み出したのではありませんか。
例えば、子供用のお皿をアンパンマンにする、という
アイデアを出したとしましょう。
これは、実際にアンパンマンのお皿を出してくれて
子供が「うわ~!アンパンマンだ!」と言って、
モリモリごはんを食べてくれた、という過去の経験。
また、子供用のお皿が100円均一で売っているようなもので、
子供が食欲が全くわかなかった経験があって、
「これがアンパンマンだったらな~」とおもった経験。
などから生まれてきます。
私自身もこれまでたくさんのお店でサービスを受けてきましたが、
「なんだこれ。」と思うようなサービスも
「素晴らしい!」と思うようなサービスも
よく覚えています。
だから、クライアント先で具体的なアイデアを求められても
ポンポンアイデアが生まれてきます。
これは何も天才的なひらめきをしているのではなくて、
あくまでこれまで受けてきたサービスや、人から聞いた
そのお店のサービスなどの集大成でしかないのではないかな、と
思っています。
もちろんただたんにたくさんの店に行けば
アイデアが生まれるか?と言われれば答えはNOです。
置き換え力はトレーニングをしなければ
なかなかみにつきません。
置き換え力とは、
自分の職場をどれだけ熟知しているか、
またどれだけ今の日常に疑問をもって働いているか、
が重要です。
ボーっとして働いていれば、疑問を感じることもないため
当然今よりも働きやすい環境を作ろうという自己ニーズがないため
CSを高めるアイデアを他の店で受けたサービスを基に
置き換えようとしても無理です。
意欲がないからです。
あなたは今の職場やお越しになったお客様に
どんな不満足を感じたり、感じさせている、
ということを認識していますか?
どれだけ他社をモデリングしようとしても、
結局自分の店をもっとよくしたい、
というニーズがない限り何も変わらないのです。
他社で受けたサービスに対して、
「あ~よかった」
「なんだこの店!!ふざけるな」
で終わってしまうのです。
CSを高める方法を今日は紹介していますが、
まずは、つべこべいわずに、飲食店や小売店に行きましょう。
そして、そこで受けたサービスやPOPなどで
自分が何を感じたのかをメモしてみてください。
素晴らしいな!と思ったのは何が素晴らしいと思ったのか。
ダメだな!と思ったのは何がダメだったのか。
そして、カフェでもOKなので、
今の気づきをどう自社(自店)に置き換えるのか?
を考えてみてください。
置き換え力は、これを繰り返すことで
高まります。
置き換えて実際にCS(顧客満足度)、ES(従業員満足度)が
高まった!という成功体験がさらなる成長を作ります。
CSを高めるための方法を
自分でモヤモヤ悩むことも大切ですが、
答えは日常生活に眠っています。
ちょっとした習慣を変えるだけで、
CS力は一気に高まります。
まずは、今日のお昼ご飯から実践してみましょう。