靴屋で接客をする前に私がしていたことは、
最初にお客様がどのコーナーに行くのかを観察していました。
ズバリ、アプローチを制する者は接客を制します。
うん、間違いありません!
お客様は何となく来店し、何となく商品の陳列しているコーナーに
足を踏み入れますが、意識下では必ず動機が存在します。
あなたが全く興味の湧かない店には足を踏み入れないのと同じです。
必ず興味、関心があるから足を進めるのです。その足取りを目で追いましょう。
私は靴屋で実際に接客をしている最中、
ある傾向を見つけたので、それを頼りに接客をしていました。
例えばこんな感じです。
■ナイキのコーナー=靴に興味がない方が多い(特にランニングシューズを閲覧する方)
■ニューバランスのコーナー=ランニング、ウォーキングが好き
■アディダスのコーナー=アディダス好き
■あるコーナーから全く離れない=特定の商品に興味がある
とこのようにです。
これは実際の接客から導かれたものなので、
皆様も接客後に振り返りをして、見極めていくことが可能なはずです。
この振り返りの数が増えれば増えるほど、
よりお客様の願望や志向を正確に予測することが出来るのです。
このようにお客様の願望や志向が分かって接客には入れるようになると、
売れる確率(成約率)も格段に上がっていきます。
良好な人間関係を短時間で築くための技術なので
、容易ではありませんが、ぜひチャレンジしてみて下さい。
いかにお客様と短時間で共感を得られるかが勝負になります。