「私接客が苦手なんです…」
という方としばしば出会います。
そもそも論でなぜ接客業を選んだのか?
と聞くと、人が好きと返ってきます。
なのに…接客が苦手とはどういうことなのか?
この手の販売員によくあるのが、
「おしゃべり」と「セールス」を混同している
ということです。
何かを売るとなった途端に、
関係が崩れるのが嫌で押しが弱くなります。
つまり一般的には「いい人」である、ということです。
しかし、いい人のままではいつまでも売れません。
何が言いたいのかお客様自身も理解できないので
もどかしくなるでしょう。
接客は、売上を作ってなんぼなのです。
おしゃべりで終わらない接客を目指す必要があります。
ここには大きな壁があります。
おしゃべりからセールスに進化させるには
どうしたらいいのか?
私の経験談ですが、接客の型を身に着けることです。
1)お声掛け
2)質問を通して願望明確
3)願望に即した商品提案
4)商品説明
5)他製品との比較
6)改めて商品説明
7)クロージング
という一連の流れを身に着けるということです。
そうすれば型通りに接客を進めればよいので、
セールスに一気に進化させることができます。
もちろんはじめは断られることもありますが、
気にしなくて良いです。
なれるまでは時間がかかりますから。
より早くこの型に即すためには、
もちろんロープレが必須となります。
このロープレは一人でもできます。
特定の商品を一つ選んで、
頭の中で接客をすればよいのです。
お客様役もあなたがやることになるので、
少しいいじわるな性格のお客様を演じることで
実際の接客により近づくことができるでしょう。
どう切り返すのか?
どんなトークを用意しておくべきなのか?
など。
セールス接客を目指して日々トレーニングしていきましょう。