クロージングが下手な人の悪い癖ですが、
今回は、「間」の取り方です。
一度クロージングをかけた後は、
お客様が話すまで基本的には
話してはいけません。
なぜならお客様は自分にYESを出すために
考えているからです。
「もうこれでいいよね?」
と自分に問いかけて
二人の自分と戦います。
「いや、待てよ、本当にこれでいいのか?」
という自分と、
「もう時間もないしこれでいいだろ~」
という自分。
それぞれの自分が出てくるわけです。
そして、冷静に判断を下そうとする中突然
「お客様、どの点で悩まれていますか?
価格ですか?それとも商品ですか?・・・
それとも何ですか?」
と突然割り込まれます。
これが「間」の取れない
クロージングが下手な販売員特有の悪い癖です。
お客様が考えている最中に
割り込むのは一番よくありません。
私もこれまでにいろんな接客を受けてきましたが、
購買段階でゆっくり考えさせてくれない人の
接客が一番嫌いでした。
当然買うこともありません。
じっくり考えさせてほしいのです。
この「間」は決してマイナスばかりではありません。
いや、むしろプラスに働くことの方が
多いのではないでしょうか。
一度クロージングしたらお客様が口を開くまで
話さないことをお勧めします。
ぜひトライしてみてください。