私はPC専門店に務めているときにある大切なことを教わりました。
後にも先にもこれほど商品について学ばせてもらったことはありません。
それは、商品を「モノ」と呼んではいけないということです。
私は当たり前に商品を「モノ」と呼んでいました。
良く接客中でも「今モノがないんですよ~」と言っていました。
そのたびにマネージャーがすっ飛んできて
「絶対にモノっていっちゃだめだから!」と釘を刺します。
なぜなら、「モノ」と呼ぶことで扱いが雑になり、
「商品」と呼ぶことで扱いが丁寧になるからです。
この考え方は価格が高い、安いに関係なくとても大切だなと実感しました。
さらにもう一つ、私はこの会社で働いて確信したことがあります。
それは、商品の扱いが雑になると、それに比例するようにお客様に対しての接し方も雑になるということです。
あなたのお店の商品は直接床に置いていたりしていませんか?
これ絶対にダメですよ!
もし置いていたら、あなただったらその商品を気持ちよく買うことが出来ますか?
段ボールの床面にホコリや汚れがついていたらどう感じますか。
これからは、そのまま床に商品を置くのではなく、何かシートを敷いた上に商品を置くようにしましょう。
(100円均一でも売ってます)
小さなことかもしれませんが、商品に対する扱いを丁寧にすることでスタッフの意識も変わります。
ぜひ早速売り場に出て、床をチェックしてみて下さい。
こういった行動の積み重ねがあなたの仕事に対する姿勢を変え、感謝と敬意を持った接客が出来るようになるのです。
ぜひ取り組んでみて下さい。
そうすればお客様に対する接し方も変わるはずです。