店頭で必ずお客様に伝える言葉それは、
「ありがとうございます」です。
感謝の言葉は、お客様を笑顔にし、
店の雰囲気が自然とよくなる大切な言葉です。
しかし、同じ「ありがとうございます」でも
雰囲気がよくなる店と悪くなる店があります。
また、お客様として利用した際に、全スタッフから「ありがとうございます」を言われて
「またいきたいな~」と思うこともあれば、
同じように全スタッフで言ってるのですが、「なんだかイマイチだな~」と思う店があります。
この違いは何なんだろうかと考えてみました。
それぞれの店で働いているスタッフの顔と声を思い出すと、
一つ重要な気づきがありました。
それは、声のトーンの差でした。
人それぞれ日常で話すトーンがあります。
このトーンのまま「ありがとうございます」を言うと、
何だか言わされているような印象、
言いたくない印象が相手に伝わってしまいます。
これはあくまで私の印象なので、
すべてのお客様がそう感じているとは言い切れません。
雰囲気が良くなる店の「ありがとうございます」は、
スタッフの日常会話のトーンよりもワントーン高いのです。
これにはどの店でも一貫性がありました。
伝えたい、という気持ちが声に力が入っているのでしょう。
たしかに私も現場で働いている時も、
顧問先で販売させて頂く時の
「ありがとうございます」はワントーン高いです。
なぜなら、「伝えたい!」と思うと
自然と声質が変わる(高くなる)からです。
小売・サービス・飲食業にお勤めの方は、
ぜひワントーン「ありがとうございます」の言い方を変えてみましょう。
もちろん、気持ちも同様にこめてくださいね。
お客様に心地よく伝わり「感謝」の気持ちが届くことでしょう。
早速ワントーン高めに言ってみましょう。
お客様がより好感度高く店を評価してくれることを
お約束します。
何度もいいますが、「気持ちがこもっている」ということが前提です。