社長と話をしていると、
いつも出てくるのが「従業員の成長を願っている」という発言です。
うん、とても素晴らしいことだし、
話を聞くたびに「いい会社だな!」と思うのです。
しかし、私が一つの質問をすると
いつも社長は言葉を詰まらせます。
その質問とは??
こんにちは、店舗改革コンサルタントの成田直人です。
今回は社長向けのコラムです。
日本の会社で従業員教育に投資をしている会社は
全体の2%と言われています。(5万社程度ですね)
ですから私に依頼をしてくださる時点で
すでに2%に入るわけです。
すごいことですよね。
社長の意思決定は本当に素晴らしいなと思う反面、
社長自身はどうなんだろう・・・という疑問も同時にわいてきます。
「社長、この度は店長向けの研修を依頼してくださり、
本当にありがとうございます。もちろん社長も参加されますよね?」
と聞くと、
「あっ・・・すみません、その日は出張が入っていまして・・・」
「そうですか、残念ですね。ちなみに次回は〇月〇日ですが、
ご都合はいかがでしょうか。」
「かしこまりました。秘書に確認をして
できる限り参加できるように調整します」
「ありがとうございます。」
と、こんな話になって社長が研修に参加したことは
一回もありません。
社長が現場の人と交わって研修受けるのが
恥ずかしいのか、それとも研修を受けるのが面倒なのか・・・
私の見解では「両方です」
ですから私はできる限り社長にも参加してもらえるように話をします。
(企業によっては社長が参加しなくても問題ない企業もあります)
社長が店長と同じ研修を受けることで(しかも誰よりも熱心に!)
売上は上がります。
なぜなら社長と現場に共通言語が生まれるからです。
それだけ意思疎通がしやすくなるのと、
何より「成田先生の教えを守っているか?」というのを
現場だけに押し付けるのではなく、社長自身も全うする必要があります。
これがとても効果的です。
店長に月1冊のビジネス書を読んできてもらっているのですが、
社長は月5冊です。
当然ですよね、それくらい(笑)
社長もしっかりと本を読んでレポートをあげて
実践項目の実施と振り返りができているから
店長にも言えます。
「成田先生の課題しっかりとやりなさい!」
店長も「社長もやってるからやらないとな・・・」
と覚悟を決めてやってくれるようになります。
しかしこれが社長不在にも関わらず同じように
「成田先生の課題しっかりとやりなさい」というと
どうでしょうか。
「いやいやいや、参加してないくせに偉そうなこと言うなよ」
となります。
これではますます社長と店長の溝が深まるばかり。
だから、この危険性がある企業研修を請け負う場合は
研修に参加するように伝えているのです。
そうすることで効果は2倍、いや10倍になることもあります。
あなたは従業員の皆様と一緒に各研修に参加していますか?
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リーダーズ・ゴー・ファースト
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リーダーは誰よりも率先して最前列でメモを終始取りながら
学ぶことが大切です。
追伸
外部講師を招いて研修をしているけど、
なかなか思うような成果に繋がらない・・・
と悩んでいませんか?
それならぜひ私に研修の機会をください。
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