客単価を上げるのは、実は簡単です。
思っているほど難しくない、と先に言っておきましょう
それと、客単価を上げないともう二度と
あなたのもとにお客様は戻ってきてくれないかもしれません・・・
えっなぜ?
と思われたかもしれませんが
読み進めて頂ければおわかりいただけるはずです。
客単価をアップする、ですが、
主要商品(靴・PC)とセットで必ず付属品を勧めることで実現できます。
しかし、多くの販売員は効果的なおすすめができていません。
多くの販売員は主要商品が決まってから「ご一緒に○○はいかがでしょうか?」と
付属品を勧めるから上手くいかないのです。
一度クロージングをするとお客様はその時点で満足しています。
もう頭ではお会計をしているので、
さらに勧められることに拒否反応を示します。
つまり、この満足に浸っているところに、
上乗せしてべつの商品を提案すると、
「売りつけられる」という印象を受ける、ということです。
これでは売れません。
場合によっては、満足度が下がってしまう恐れもあるのです。
これは客単価アップの間違った方法です。
満足感に上乗せした商品は売ってはいけない。
ですからこれを防ぐために、
クロージング前の接客中にすべて勧めてしまうのです。
プラスアルファという発想ではなく、
主要品と付属品がセットで一つの商品という
説明の仕方が良いでしょう。
レジ前で「防水スプレーもご一緒に」ではなく、
「白い靴って汚れやすいですよね・・・」
「そうなのよ・・・」
「そういう時は防水スプレーをまめに吹きかけてください。汚れが付きにくくなりますよ!」
「そうなんですか?どれですか?」となります。
これで靴+防水スプレーが一つの商品になります。
こうして私は、一日の総売上に匹敵するほどの防水スプレーを一か月で販売していました。
車も一緒です。
カーナビと車をセットで考えてもらう。
このようにクロージング前に全てを話してしまうことで、
より客単価が上がり、満足度も高まります。
客単価アップは、タイミングが命です。