今回読んだ本はここ数年でも
ベスト3に入るほどの気づきがありました。
仕事柄リピートと紹介をいかに顧客サイドの意思で
生めるかをテーマにしていたため
多くのリピート・紹介の要素が理論に裏付けされていました。
クライアント先を見ていても、
「どうしてこの会社は研修後にこんなに
リピート・紹介が生まれるようになったんだろう??」
と疑問に思っても毎日クライアントと一緒に
いるわけではないので・・・
なかなか理解することができませんでした。
しかし、書籍を読み進めれば進めるほど
「あ~なるほど、これは絶対にクライアントに
当てはまっている」
と納得の理論が沢山ありました。
特に最終章の事例中心の話は逸脱です。
突然売れ始めるにはこんなに明確な要素があったのか、
と納得せざるを得ないほどの理論でした。
ブームを作るための要素が満載の書籍、
さすが外国人著者ということもあり
事例中心の超具体的な本です。
勝間さんが推薦している書籍ということもあり
オススメです。
ぜひリピート・紹介を作り出し、
永続的に自社・自店舗の価値を高めたいという方は
必見です。
中でも私がとても心に響いたところと
普段研修で伝えていることと一致したのは
「行動の方向性を決めるにあたって、心に抱いている確信とか
今何を考えるかというようなことは、行動しているときの背景ほど
重要ではない」
です。
これは私が普段研修でも伝えていることだし、
店舗コンサルティングでも伝えていることです。
どういうことか。
それは、
店頭で絶対に失ってはいけないのは、「余裕」です。
余裕を失うと、どれだけ普段お客様のことを想い、
おもてなしの精神で働くことの大切さを知っていても
余裕がなければ自分中心の働き方になってしまう、ということです。
余裕がない、という背景がすべてを
台無しにしてしまう、ということです。
なるほどな、と実感しました。
ぜひよんでみてくださいね。