朝礼は一日のスタートで最も重要な時間です。
そして、今日達成できるかどうかは
店長の全スタッフへのメッセージで決まります。
もしここで
「今日の予算は○○万円です。一日がんばりましょう」
と流れ作業のように朝礼を終えていたのであれば
今日を機にやめた方がよいです。
時間の無駄です。
そんなのは「資料に毎朝目を通してね」、
で済む話です。
なぜ全員が同じ時間に集まって
話をするのか。
それは一日の達成のイメージを共有する場として
朝礼が存在するからです。
達成のイメージを朝礼でイメージできていますか？
ただの業務担当の確認などになっているとしたら
それは朝礼の意味がありません。
それなら少しでも出勤時間を遅らせた方が、
現場スタッフには喜ばれることでしょう。
会社にはルールが必要です。
たしかに朝礼参加もルールの一つです。
これは私自身が（少ない方ですが）実感していたのですが、
現場スタッフは、会社や店のルール（暗黙も含む）の
理解度がとても高いです。
これは何を意味しているのかというと
「このルールいらなくね？」
「この制度っておかしいんじゃない？」
とかなり冷めた目でみているものです。
朝礼もターゲットにされやすいです。
だから、みんなテンション低く業務の一環のような
態度で朝礼を進めてしまうのです。
表だって文句はいわないけど、
心の中では「いらないな～」と思っています。
この時に本部は「現場はやる気ない」で
済ませるからいけないのです。
やる気がないのではなく、
そのルールに対して反発しているだけなのです。
必要なことは何も言いませんが、
不必要なことは陰でバッシングしています。
・・・ここでせっかくなので、
本部と現場の擦れについてもうちょっと話します。
（せっかくなので）
私も働いていた時に、
「これ要らないよね・・・」
と思ったことが何回かあります。
本部は「○○だろう」という理解で
現場に指示を出します。
運用するのは現場なので
すぐに落ち度に気づくわけです。
この時に現場が思うのは、
なんで本部は自分たちの意思で勝手に
物事を決めるのだろうか・・・
と不思議で仕方ありませんでした。
（この話は特に独立後に顕著に感じたことです）
本部発信のルールは現場の理解を得られるように
発信しなければいけません。
そのためにはどうしたらいいのか？
「現場と共感」を取ることです。
これに限ります。
ではどうしたら共感が取れるのか？
現場に立って一緒に働く、これに尽きます。
さぁ現場に立ちましょう。
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