2015年3月20日

なぜ私は、APPLEストアに感動したのか?この体験が日本を窮地に追い込む理由

apple-store
(写真出典元:http://www.giga.de/extra/apple-store/)

私の愛用のIPHONE6plusの画面にヒビが入ってしまいました。
あまり電話しないから大きいのにしたのに、ヒビ入ってからは
全然見えなくなりました・汗

しかも友人に一言「運気下がるよ」と言われたのもあり・・・

ネットで契約内容を調べていたら、
アップルケアに入っていたこと(ラッキー)もあり
画面修理のために渋谷のAPPLEストアに行きました。

私は、10年後を想像すると恐怖しか感じませんでした。

APPLEストアは、アップル製品をインターネットではなく、
直接触って現場で働くプロから使い方や活用の仕方を学ぶことで、
購買意欲を高めて購入する、という完璧な流れができていました。
(※インバウンド向けにも完璧に対応されていました)

やはりグルーバル企業は桁違いのポテンシャルを秘めています。

私は外国から来た会社でこれほど感動的な接客を受けたのは
初めてかも知れません。

日本人経営者の感性に磨かれた現場で感動したことはあっても、
外国文化主軸の接客で感動したことはさほどありませんでした。
(ホテルはありますけど)

ちょっと馴れ馴れしすぎたり・・・(このへんは好みによりますよね。)
と、ちょっと近づきすぎかなと思うことは多々ありました。
日本のサービスは付かず離れずの絶妙な“間”を持っていますからね。

近年海外出張も増えて外国サービスが
身近になったからかもしれませんが・・・

とても感動しました。
ある意味恐怖を感じました。

なぜ私は恐怖を感じたのか?

ちょっとここで日本人として
危惧しなければいけないことがあります。
APPLEストアで気づけた良かったなと思いました。

それは・・・

外国のサービス力はどんどん高まっている、ということ

これから人口減で外国人観光客や、外国人居住者は
確実に増えていきますよね。
日本経済を支える税収が人口が減れば確実に減ります。
人口が減れば個人から徴収する税金も減ります。
人口が減れば市場マーケットも小さくなるため企業は売上を失います。
これによる法人税も税収も減ります。

となると、一時しのぎでも人口をふやさなければいけない!となるのは
安易に想像がつきますよね。

まぁ何を言いたいのか、というと、
今の日本のおもてなしサービスに固執をすると、
これからの時代生き残れなくなるよ、と
APPLEストアが教えてくれた、ということです。

あなたは10年後を見据えた危機感感じていますか?
もうあっという間にやってきますよ。

世界共通のおもてなし=フレンドリー×マナー

間違いなくこの公式になります。

この公式になるからこそ、マナーに偏れば良いという風潮のある
日本のサービスは根本から見直さなければいけないでしょう。

さらにプラスで英語を使った接客力の向上です。
(英語できない私が言うのもなんですが・・・
かきながら猛烈に勉強しなければ、という危機感が!!)

今は簡単なフレーズで外国人も満足していますが、
これからどんどん外国人観光客が増えていくと、
求められる期待値も高くなるでしょう。

それはなぜか?

これまでは、日本が大好きな外国人が日本にやってきました。

超日本ラブ、ということです。
だからある程度のことは見過ごすことができます。
「日本人はあまり英語が話せない・・・でも日本が好き!
この日本文化が大好きなの!!だから私は必ずまたくるわ〜!!」

とわざわざこの島国に来る理由が文化・四季などに
ありました。

しかし、今は急激な円安で今まで日本に行きたくても
こられなかった人達がこられるようになりましたよね。

(今では私たちも気軽に海外に行けますよね)

すると、日本ラブの層から「まぁまぁ好き」「ちょっと興味ある」「一度行ってみたい」という日本ラブ度で言えば低い人達もくるようになってきました。

(これからの日本は、この日本ラブ度の低い人達を
“虜”にしていかなければいけません。)

この現象が何を生み出すのか?

それは、また行きたいと思う「何か」が必要である、ということです。

何だと思いますか?

ちょっと海外旅行のことを思い返してみて下さい。

どんなことが記憶に残っていますか?

・移動中の景色や建造物
・アクティビティ
・ホテルの豪華さ
・レストラン(食事)
など

まとめると、ハード(景色・建造物)とソフト(人)に分かれます。
そして、ハードよりもソフトの方が接点が多くなる特徴があります。

建造物見学もガイドさんがいます。
移動中も会話を楽しみます。
アクティビティもガイドさんがクルーがいます。
ホテルもコンシェルジュがいます。
レストランもサーバーやクックがいます。

すべて人で始まり、人で終わるのが海外旅行なのです。

今日本のサービスは、世界から見ても、
誰もが親切にしてくれて一手間を惜しまない国
という良いイメージを持ってくれています。

しかし、今そのイメージが少なくとも私の中では
崩壊しつつあります。

それは疲れきった顔で毎日過ごしている日本人の働き方です。

人生には必ず余裕や余白が必要だと思っています。
自分がいっぱいいっぱいになると誰かのために何かをしてあげたい
という気持ちがどんどん薄れてしまうのです。

自分の仕事にエネルギーを使いすぎて、
誰かに何かをしてあげたいと思った時にはもうコップは空っぽなのです。
それは家族だったり、見ず知らずの人だったり。

例えば通勤時に傘をさす時もかしげる文化は都会では失われつつあります。
エレベーターに乗れば最初に入った人がボタンコントロールして、
目的階についても最後に出る、ということもありません。

自分さえ良ければ良いに私には映ります。

別にその人は悪気があるわけではない、と思っています。
それが自然だし普通になっているのが今の日本なのです。

誰かのために何かをしてあげたい、という一手間の文化は
失われつつあると言っても、外国サービスと比べれば
ここ数年は圧倒的なアドバンテージがあるでしょう。

しかし、APPLEストアのような店が増えてくると、
日本も「世界一のサービス」にあぐらをかいていると
痛い目にあう、と私は思っています。

世界のサービスが成長し、
日本のサービスが衰退する、
いつかクロスするときが来て、
追い越されるかもしれません。

私はそんな危機感をAPPLEストアで体感しました。

もし私が日本サービスの修理店舗に携帯電話を持っていったら
きっと
「どうなさいました?」と聞かれて
「携帯の画面われちゃったんですよ・・・」
「そうですか・・・では修理しましょう」
とマニュアルに沿った感情のない会話が進むでしょう。
(中にはそうではない人も沢山います。
あくまでも一般論です)

APPLEストアの店員さんはひと味違いました。
「どうなさいました?」と聞かれたので、
「携帯の画面が割れちゃったんですよ・・・」
「あっホントですね。お体怪我なかったですか?」

と私のことを心配してくれたのです。
これは想定外でとてつもなく嬉しかったです。

先ほどの公式(フレンドリー×マナー)を見返してください。
フレンドリー度が高いコミュニケーションですよね。

私は自分に矢印を向けてくれて本当に嬉しかったです。

しかもこんなコミュニケーションを取れる店員さんが、
店内には沢山いるのです。
あのブルーのポロシャツを来た店員さんがキラキラしていました。

久々に「この人達と働きたい!」と思えました。
この感情はABCマート以来です。

学生だったら100%働きます。
それくらい働く人もキラキラしていて、
一人のお客様として大切に扱ってくれた
APPLEストアは私に多くの感動をもたらしてくれました。

APPLEの強みであるデジタル面も活かしていました。
日本サービスでは番号札を取って待たされるのが当たり前です。
(最近はITを活用している店も多くなりましたけど)

しかし、ここでは携帯電話に順番が近くなると、SMSが送られてきます。
ストレスがありません。
待ち時間中も近くのカフェで仕事をすることができました。

到着したらすぐに対応してくれました。

APPLE流おもてなし=接客サービス(人)×IT
だなと実感しました。

あなたの会社やお店は感動を作るお店になっていますか?
これからどんどん外資の資本が日本にやってきます。

この中で埋もれてしまうか、
その中で輝きを増して大きくなるか、

それはこれからの10年間、いや数年間の
取組み次第だと私は思っています。

日本の大和魂をもう一度取り戻せ!
もう一度世界一に返り咲こうではないか!!
と日本の商業を支えてきた人達が
叫んでいるような気がします。

一緒に日本のサービスを世界一にしていきましょう。

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