接客をする上でもっとも大切な習慣があります。
それは、サービスの基準を高め続けるという習慣です。
多くの販売員やサーバーは自分がしているサービスに
満足してしまいがちです。
中には「私は完璧！」といわんばかりの態度を取る人も中にはいます。
本当に完璧なのでしょうか。
本人は思っていないかもしれませんが
私にはそう映ることが多々あります。
それは、接客の改善をしないタイプの人のことを指します。
改善しないということは完璧ということです。
そう思ってないとしても、
日々の接客を改善していない、ということは、
そういうことなのです。
そもそも完璧なんてありえるのでしょうか？
私はありえないと思っています。
なぜなら、お客様は十人十色だからです。
すべてのお客様を満足してもらうには
相当な技術が必要です。
やはり感情があるので、
少なからずストレスを与える場面はやってくるでしょう。
もちろん完璧を目指して、
それを前提にサービスすることは大切です。
しかし、ここで言っていることは決して
自分の能力に自惚れてはいけない、ということです。
毎回接客をする度に、「本当に今の接客でベストだったのだろうか？」と、
真摯に振り返ることがとても大切です。
そうすることで、間違いなく次のお客様への貴重な一手（アイデア）が
生まれることでしょう。
このサービス基準を高める習慣は、
確実にすべての層のお客様満足度を高めることに繋がるはずです。
都度100点とお客様がつけなくても、
限りなく100点に近い数字をつけることができるようになります。
お客様は能力の高い店員だけを選ぶことができません。
（見た目では判断できないからです）
あなたの行動の質が満足度を決定します。
一度の来店で、過去の同業で受けた接客の中で
ナンバーワンを獲ることができればまた選んで頂けます。
そして、次来店して頂いた時は、
前回の自分自身のサービスの基準を超える接客をすること。
そうすればまた選んで頂けます。
常にお客様の靴（あなたの職業）業界での
満足度ナンバーワンを更新し続けるのです。
これこそ選ばれ続けるための秘訣です。
