私は店頭視察をする時は、必ず２つの目で見て、置き換えるようにしています。
それを複眼観察と呼んでいます。
１）事実として受け入れる
２）疑って見る
置き換える）自分の仕事に置き換える
１）事実として受け入れる
まずはじめに出来事を事実として受け入れるようにしています。
「あ〜これはこうなんだ」
「こんなメニューなんだ」
「こんなPOPなんだ」
「レイアウトは白黒のものが中心なんだ」
と出来事をそのまま受け入れます。
当然同時にプラスの感情とマイナスの感情が生まれてきます。
それはありのままの事実として受け入れるようにしています。
「このメニュー見にくいな」
「このPOPはめっちゃ欲しくなるな」
「このレイアウトはつまらない」
など、自分が感じたことをそのまま感じるようにします。
こうすることでまずは素直に情報をインプットする
習慣を作ることができます。
２）疑って見る
そして、次に、事実を疑います。
「なぜ見にくいと思ったのかな」
「なんでこんなにも欲しくなったんだろう」
「このレイアウトがダメな理由はなんだろうな」
と今度は受け止めた事実に対して理由を探します。
感じたことに疑問を持つ、ということです。
ここで重要なのは、疑問の答えを出すことです。
1)で大きく見て、２）で焦点を絞る、
この手順は自店舗で置き換える上で効果的な手法です。
多くの人は、いきなり目で見て、
「うわっこれいいな、どうしたらうちの店で置き換えられるだろう」
とすぐに置き換えようとするので難しいのです。
まずは事実を事実のまま受け入れることで、
置き換える準備をすることができます。
ポイントはいきなり置き換えない、です。
そして、出来る限り２）の部分に時間を割くことです。
様々な角度から質問を投げかけ
疑ってみてください。
事実を疑うことで、あなたの組織のCSが高まる
アイデアと出会うことができるはずです。
私自身、店頭に足を運ぶ時は、
よく友人にも「何成田はブツブツ言ってるんだ・笑」
と変人に見えるようです。
出来る限り一つの事実から得られる情報を増やしたいため
色んな質問を投げかける癖がすっかりと身に付いてしまったようです。
ありのままを受け入れて（アナ雪みたい・笑）
受け入れた状態で疑ってみましょう。
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