例えばあなたが店の売上で悩んでいたとしましょう。
残念ながらそう簡単には今の売上より劇的に改善させることはできません。
年間４０００名の店長研修を担当していると、
もっと根深いあるものを変えなければいけません。
それは何か？
「思考習慣」です。
私はこれを売れる考え方と売れない考え方と分けています。
結局目標達成できるかどうかは、思考力で決まるのです。
思考力が高ければ当然行動の質も高まるので
目標達成できる確率はぐんと高まります。
しかし、この思考習慣が売れる考え方でなければ、
そう簡単に売上を改善させることはできないでしょう。
それほど考え方は重要なのです。
誰もが同じように目の前に課題がやってきます。
しかも課題の中身もだいたい一緒です。
先日受けた店舗売上の悩みについても
「あ〜この悩みはこないだも受けたな」と
思ったくらいです。
月商３００万円、月商５００万円、月商１０００万円以上
と売上高でくくると面白いものでそれぞれのステージで
悩まれていることはたいてい同じです。
それは売上が上がらないのはスタッフの質だの、
商品仕入が間に合わないだの、色々です。
ここで売れる店は、やはり売れる考え方を持っています。
ポイントは、頭の中で達成イメージを描けるかどうか、なのです。
もちろん私のところに来るまではそのイメージはありません。
しかし、私があるアドバイスをすることで達成イメージが描くことができます。
どんなアドバイスをするのか。
それは、「できることに集中すること」です。
できることに集中できるタイプの人は、
いつも人や環境のせいにはせず自分自身の行動を振り返り
改善し高い行動の質を手に入れる習慣があります。
そして、一緒にできることの中で達成イメージを描きます。
これは日頃からできることに焦点を当てている人だからこそ成り立つ
コンサルティングと言ってもよいでしょう。
しかし、反対に売れない考え方の人はなかなかこの
「コントロールできることに集中する」というアドバイスが浸透します。
なぜなら、すぐに「だって、でも、どうせ」と言い訳が出るからです。
「それをやっても仕方がない」とか言い出します。
つべこべ言わずやれよ！といつも言いたくなります・笑
売れない考え方の人は、成果が出ないのは自分自身の責任ではなく、
人や環境の責任にしているのでなかなかコントロールできることを
見つける事ができないのです。
いや、コントロールできることはわかっていても、
そこに着手すること自体が時間の無駄だと思っています。
（ただ面倒くさいと思っているだけなんですけどね）
まずは、考え方をシフトすることが大切です。
そして成果が出ない理由を自分に向けて、コントロールできることに集中する、
店頭はこれがすべてです。
できることが限られている環境だからこそ、
コントロールできることに集中することが大切なのです。
あなたは成果が出ない時どのような反応をしていますか？
原因を自分に向けて探していますか？
そして、今の環境に感謝して、できることを追求していますか？
って書きながら私自身にも当てはまります・笑
日々精進して参ります。
一緒にがんばりましょう！
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