店長の相談を受けていると最近多くなったのが、
「スタッフとの距離が縮まらない」という悩みです。
あなたはいかがでしょうか。
自分だけが突っ走ってしまってなかなかスタッフとの距離が
縮まらない、という悩みを抱えていませんか？
スタッフとの距離が縮まらない、というのは
大きな問題が生じます。
まずは、物理的な隔たりが出来てしまうので、
コミュニケーションがスムーズに伝達されません。
ホウレンソウが適切に行われない、ということは
問題が大きくなってから報告をされるリスクが高まります。
また、スタッフのモチベーションが低いことが気になってしまい
どうしてもイライラしながら毎日はたらいてしまいがちです。
そもそも意識は店長と販売員では別物です。
なぜなら、責任感が違うからです。
同じレベルのものを要求すること自体無理があります。
という打つ手がなくなってしまいそうですが・・・
ちゃんと打つ手はあります。
これは私が各クライアントで大切にしている姿勢です。
それは、同じ土俵に上がることです。
それは、失敗事例や自分自身がいかに至らないに人間で、
あるキッカケで大きく変わることができた、ということを
先に自己開示することです。
どうしても店長で崇高で何でもできるイメージを
もたれてしまいがちです。
これは仕事柄私も同じです。
コンサルタントという立ち位置でクライアント先に行くと
どうしても距離を作られてしまいます。
そこで私が講演や研修で必ず最初に話すのは、
過去の自分自身についてです。
当日は、金髪・ソフトモヒカンで働いていました・笑
とこの時点で親近感湧きそうですよね・笑
店長は何でも完璧！と思われすぎてしまうと
自分とは別物と距離を置かれてしまいます。
実際はそんなことないですよね。
失敗だってするし、上司に怒られることだってある。
そんな失敗談や過去の自身の話を話すことで
販売員をはじめとしたスタッフは店長に対して親近感が湧くものです。
あまり鋼の鎧をまとっているように思われるような
言動も好ましくありません。
時代的に合ってないですね。
お互い裸の付き合い（例え話ですよ！！）で
等身大の姿を見せる姿勢が大切なのではないかなと思います。
年間４０００名の店長を担当していると、
肩に力が入りすぎている印象を受けます。
たいてい販売員やスタッフがついてきていません。
もっと楽に、販売員やスタッフに頼ってもいいのです。
自己開示と自然体でいることで距離は自然と縮まるはずです。
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