2013年11月16日

売れない店はとにかく元気がない

先日北海道にある「とある」百貨店に行きました。
ここは業績も厳しいと言われていて、
どんな状況なのかを視察に行きました。

元気がありませんでした。

百貨店全体が活気がなく、
どの店もスタッフ同士が私語をし、
全く買いたい!という気持ちになりませんでした。

ここは繁華街ということもあり、
百貨店自体の集客にさほど心配はなさそうなくらい
人が入っていました。

しかし、多くの方が何も買わずに出ていくのです。
百貨店全体の成約率が低い、という印象でした。

なぜこうなるのか?
これは働く人に問題があります。

肩を持つわけではありませんが、
百貨店本体に問題はさほど見当たりませんでした。

お客様も入っていましたからね。

それよりも働く人が元気がないことが問題です。
接客を受けても、元気がないので、
購買意欲も当然減退します。

見ていて「売る気あるのかな〜」と思ってしまいました。
お客様が自由に見られる(売り込みが少ないので)環境ではあるのですが、
お客様が何かを望んでいるときに積極的に行きません。

何度もお客様が勝手に洋服を手に取り
自ら試着室に行き、試着をします。

気づいても仕方なく試着室に向かい、
「いかがですか〜」だけ。

そこで違うサイズを持ってくる、
それに合うトップスやパンツを持ってくる、
ということをしません。

見ていてう〜ん、という感じでした。

あっそうそう、もう一つ思い出した。
姿勢が悪かったですね。

皆背筋がぴーんって感じではありませんでした。

そして、この店を後にして、
ある会社の副社長に教えてもらった最近復活してきた
先ほどの百貨店のすぐ近くにある百貨店に行きました。

良かったです。

復活の理由がすぐにわかりました。

元気がある、これです。

働いている人がイキイキしていました。
そして、積極的に自ら提案をして、
お客様も気持ちよく受け入れている様子でした。

しっかりと従業員教育もされているんだな、
という感想です。

繁盛店には繁盛する理由が必ずあります。
目に見えるものもあれば体で感じるものもあります。

私はこの両者を見て思ったのは、
百貨店全体の空気で感じる活気のなさ(目に見えない)
働く人の笑顔や姿勢から見える元気のなさ(目に見える)
が差となって業績に現れていると実感しました。

あなたの店はいかがですか?
お客様から見て活気がある、元気がある、
という店になっていますか?

日々働いていると当たり前になるので、
時にはお客様や他店舗の方から聞いてみましょう。

そこに今何をしなければいけないのか、のヒントがあるかもしれません。

次回は、「予算達成は当たり前、という基準をもたないなら店長は辞めた方がよい」を
紹介します。

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