売れる人は、小さな工夫を大切にしています。
なんでも感動させるとなると一生懸命がんばらなければいけないと
気張りますが、
実はちょっとしたことでも感動を作ることができます。
あなたも店頭で買い物をしていて
感動することがありますよね?
これって何もおおげさなことをするのではなく、
ちょっとした優しさだったりしますよね。
先日もあるコンビニで、
「おはようございます、いってらっしゃいませ」
とおつりを渡されるときに笑顔で言ってくれました。
ものすごくうれしかったですね。
この感覚なんですよ。
1円もかからないわけです。
みんなやればいいのに〜と思わざるをえません。
おそらく隣のレジの人は気づいているはずです。
私もこの一言を朝言ってくれるので
うれしくてもう一度いくと、
なんと隣のレジは空いているのに、
笑顔で話をしてくれる人のところにお客様は
列をなしているのです。
せっかく買うなら気持ちよく買いたいですよね。
むすっとしてイライラしているような人から
買うよりも笑顔で気持ちよく送り出してくれる人の方が良いですよね。
いかがですか?
今すぐできますよね。
ようはやるかやらないか。
大きな感動ばかり考えていないで
目の前の小さなことでも
お客様は感動してくださいます。
感動は想定外から生まれます。
普通にお会計していて感動する人はいません。
「え〜〜めっちゃ普通なのに最高!!!」
みたいな感想持ってたらちょっと危ないです(笑)
想定内=満足
感動を作るためにはちょっとした工夫が必要なのは
もうおわかりですよね。
ではどうしたらちょっとした工夫を
作ることができるのか?という話です。
これはさすがにコラムで
全部公開するわけにはいきません。
弊社のニュースレターの会員の皆様に
怒られてしまいます(汗)
今日はちょっとしたアイデアをここで
公開したいと思います。
それは人にされてうれしかったことをそのままする、です。
飲食店で働いていれば
先ほどの事例になぞって
「ありがとうございます、今日も一日おつかれさまでした。
気をつけてお帰りください」
と言うようなものです。
これは元々自身が「いいね!」と思ったサービスを
自店舗に置き換えて取り組む方法です。
これなら今すぐにできますよね。
私はこれを「無意識の意識化」と呼んでいます。
感動を作りたいなら
自分が感動したことをお客様に違う形で
提供すればよいのです。
これほど簡単な方法はありません。
感動サービスというと、
本に書いてあるようにいろんな人を
巻き込んでサプライズするのとは
少し違います。
どちらかというと「さっ」とできてしまう
手軽なものです。
それでいいんです。
大きく考えずに目の前のお客様が
あなたがいてくれてよかった、と
思ってもらえるようなちょっとしたサポートが
あればよいのです。
次に接客するお客様にぜひ試してみてください。
あなたがうれしかったのと同じような気持ちに
させてあげてください。
多くの人は同じプロセスで感動をします。
だから、映画だって、サプライズだって
同じプロセスで行われますもんね。
あなたが感動した、ということは、
他の人も感動する、ということです。
ぜひ早速「あっいいな」と思ったことがあれば
見逃さずにメモをして、
ご自身の接客に取り入れていきましょう。
それでは引き続きもっと成田直人から学んでみよう
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