セール時は多くのお客様が
セール商品をめがけてやってきます。
販売員も意識が自然と
セール商品に向きます。
だから、セール商品を接客しているときは
「定価商品はいつでも買える」
というマインドになってしまうのです。
自然と定価商品の方がお客様にはぴったりだと
思っても勧めきれない、という現象が起こります。
これって本当にお客様のために
なっているのでしょうか。
たしかにお客様もセール商品を探しに来ているのは事実だと思います。
しかし、お客様のニーズを聞ききって、
本当にお客様にオススメできる商品は
定価だとしたら紹介するのを辞めるのは
お客様のためになるのでしょうか。
私はならないと確信しています。
なぜならセール期間中でも
定価の商品を売ってきたからです。
大切なのは、セール商品を買うことではありません。
商品購入後にお客様自身が得たい結果を
得られるように導くことです。
これが求められます。
あなたはどこを見て接客をしていますか?
売ることですか?
それともお客様の未来に貢献することですか?
前者はセール品を売り、後者は定価商品も
遠慮なく売るでしょう。