お客様の断り文句の一つが
「もう少しみさせてもらってもいいですか?」
というトークです。
私ははじめ、
「あ~もうちょっと見たいんだな…」
と思うくらいでした。
しかし、このトークを言われた後に離れると、
たいていそのまま商品をいくつか見て
お店を出ていってしまいました。
日本人は「いえ、結構です、見ているだけなんで!」とは
言いません。
遠まわしに断ります。
だから、いっけん優しく断ることも
重く受け止めた方がよいです。
たいていその断り文句は、
うんざりしている、ということです。
多くの売れない販売員は、
「なんだ、はじめから興味なかったんだ」
くらいで片づけますが、違います。
接客力が低すぎて
接客を受けるのが嫌になった結果です。
断られたら
接客力を疑うことが大切です。
お客様のニーズ云々語る前に
まずは自分の接客を見直しましょう。
断られたら
もっと重く受け止める習慣を作りましょう。