お客様の多くは自身に興味を持ってもらいたいと思っています。
つまり、話をもっと聞いてほしい、ということです。
少しでも気が合う人であれば格好の的になります。
(私もよく、同じ話を何度も聞かせていただきました・笑)
だから接客中も販売員に様々な話をしてくれます。
ここで厄介なのは、販売員が何でも知っているかのように、お客様が話しかけてくることです。
例えば、「今週○○山に登ろうと思っているんだけど、あそこの砂利道すごいのよね・・・」「いやー、こないだの○○マラソン参加者人数多かったよね・・・」と言います。
えっ…そんなこと言われても…俺知らないし…
ではお客様の要望に応えることができませんよね。
と、このように、多くの売れない販売員は、「そうなんですね・・・」とはじめてその情報を知ることになります。
なかには興味が持てなければあからさまに聞いてないそぶりをします。
これではお客様はそれ以上突っ込んだ話をすることはないでしょう。
お客様はあなたから欲しいモノだけを買いにきているわけではありません。話に付き合ってもらいたいとも思っているのです。
それも一つの販売員にしか提供できない価値です。
しかし当然のことながら、お店にはたくさんの年齢層のお客様が訪れます。
話題も年代によってバラバラです。
そこで私がお客様と関係を築く上でやっていたのは、いろいろな本を読むということでした。
女性ファッション誌やガーデニング雑誌、嗜好品(時計、革製品)に関する書物を読み漁りました。
(もちろん立ち読みです)
これをすることによって、お客様との会話が盛り上がり、商品を購入していただいただけでなくリピートもして下さいました。
大事なことは、興味のない本も読むということです。
お客様は様々な趣味を持っています。
ぜひたくさん情報を仕入れて、お客様との関係構築に役立てて下さい。
すぐに成果に表れますよ。
必ず読んでよかったと思う結果が待っているので今すぐチャレンジしてみてください。