これは靴に限らない話なのですが、よりお客様に愛される接客術の
一つとして体験談を伝える方法があります。
文字通りそのままで、あなた自身がその商品を使って感じたこと、
思ったことなどをそのままお客様に伝えるのです。
例えば私は休憩時間を使って、自社製品を試着していました。
新商品をはじめ入荷した商品を片っ端から試着するようにしたのです。
そして1冊のノートに、「商品ノート」と
名付けて試着した感想や機能を書き記していきました。
実体験に勝る商品知識はありません。
あなたもお客様の立場で来店した際には、「この靴は○○の機能がついた靴なんですよ」と言われるのと、
「この靴実際に履いてみたのですが、思ったより軽く感じますよ。
しかも踏み込んだときのクッション性は現行の商品の中で1番です」
と言われるのとでは、どちらを信頼しますか?もちろん後者ですよね。
このように商品を体験することでお客様に体験イメージが伝わります。
この体験イメージが購買意欲を刺激するのです。
ぜひあなたのお店の全商品で試してみることをお勧めします。
ただし、実際に試せない場合(男性であれば女性のもの)は、
休憩中に異性の力を借りて下さい。そして、感想を聞いて、
接客時にその感想を伝えていきましょう。
さらにはスタッフから人気の高い商品をお客様がご覧になっているときに、
さりげなくそのことを伝えると、お客様も喜んでいただけます。
事実を伝えることが接客においては大切な姿勢です。
ぜひ『体験談』で商品を売ってみて下さい。