店頭販売支援をしていると、
朝店長と一緒に出向くと、
「おはようございます!」と
朝の挨拶が当然交わされます。
そこで、店長が気になったら
「おい、元気ないな~」と
一言言います。
そして、元気だせよ~と伝えて
事務所に消えていきました。
オープンしてまた店に店長が表れると、
働く一人ひとりに
「今日もよろしくね~」と回っています。
この配慮は素晴らしいなと思ったのですが、
「元気ないな~、元気出せよ」
というフレーズがひっかかりました。
朝も言った一言です。
オープンしても変わっていません。
ここに着目した私は、
店長に聞きました。
「先ほども元気ないって指摘していましたよね?」
「そうなんですよ、
うちの店みんな元気ないんですよね~」
とおっしゃっていました。
なぜですか?
と聞くと、
気合が足りないとおっしゃるのです。
曖昧ですよね。
もっと深い理由が必ずあるはずです。
そこで私は一人ひとりと面談の時間を
作っていただきました。
そうしたら案の定
プライベートで悩んでいたり、
会社の労働条件に悩んでいたりと
不満と不安を抱えていました。
この精神状態で
笑顔でニコニコ、
元気よく働けますか?
難しいですよね。
だから元気出せよ!と指摘する前に、
どうして元気がないのかを
聞いてあげることが大切です。
根本解決してあげないと
何も変わりません。
あなたの店の販売員やスタッフは大丈夫ですか?