2014年1月09日

「とりあえず働いています」というスタッフの心に火をつける方法

店長とスタッフの間には仕事における温度差があります。
これはどの企業研修をしていても、あります。

店長は、「なんでうちのスタッフはもっと前向きに考えて働いてくれないの?」
と研修中もイライラしています。

しかし、私はいつもこのようにアドバイスをします。
「スタッフは悪気があってしているのではない」ということです。

本人なりに考えて働いているわけです。
何も考えずに働いている人なんていません。

ただ仕事における能力が低い、
または店長との関係がよくないのでさらにもっとがんばろうという
意欲に欠けることがあるかもしれません。

まず大切なことは、
店長と同じステージにスタッフがいると思いこむことを辞めることです。
これが一番大切。

そして、同じステージに上がりたくなるような関係を築くことです。
今の時代のスタッフマネジメントの基本中の基本は
人間関係です。

最優先で良い人間関係がなければ
いつまでもスタッフは今の姿勢を崩すことがありません。
むしろどんどん仕事に対するモチベーションを下げてしまうかもしれません。

良い関係ができれば今よりも努力をしようという
意欲が芽生えるかもしれません。

その上でこの話をさせて頂きます。
スタッフのモチベーションを引き出すためには・・・
本人の過去の「成功体験」を引き出すことがポイントです。

私がスタッフ面談をしていても、
「いや〜別に・・・」というスタンスです(笑)
しかし、私がこれまでの人生の中で自分で決めたことや、
自分で一歩踏み出したことはないか?と聞くと、
「ない」といいます(笑)

ここで私は実例を出します。
例えば、バイト代でお金ためてバイクを買った、とか、
車買ったとか、洋服かったとか、
自分で決めたことって一つもないかな?

と聞くと、
「えっそんなことでいいんですか・・・?」と返ってきます。
これで面談は成功です。

実は話す以上は桁違いの成功体験を話さなければ行けないと
誤解されていただけなのです。

私は成功体験を一通り聞いて、
「それって自分で決めたということだよね?それは目標があった、ということになる、今の仕事では何を決めて仕事しているのかな?」

と聞くと、「ない」と。
「じゃあ創ろうよ。だってさ、自分で決めたことに向かっていたあの頃を思い出してみて、楽しかったでしょ?」
と聞くと、
「そりぁそうですね!」と徐々に言葉のトーンが上がってきます。

これは過去の成功体験に感情が引っぱり出てきた証拠です。
ここで一緒に目標設定をすると、面談は非常にスムーズに運ぶことができます。

あなたも「今の働く目的はなに?」「今の仕事の目標は?」と
大きく質問をするのではなく、過去の体験を引っ張りだして、
同じ気持ちを味わうためのサポートをしたい!というスタンスで
面談をしてみてください。

そして、小さな成功体験も褒めてあげることです。
「そんなことかよ」と言った瞬間二度とあなたに打ち明けてくれることはなくなるでしょう。

そして、働く目的、目標が明確になることで、
モチベーションも一気に高まります。

仕事スイッチが入った瞬間です。
ぜひ実践してみてください。

良い人間関係と働く目的の創造です。

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