VMDで気を付けることは、大きく分けて二つあります。
一つはシンプルであることです。
私の場合は、周囲のイベントや催し事によって店頭の商品を入れ替えていたので、
イベントが何度かあるだけで移動が大変になってきます。
そこで複雑に手の込んだ店頭を作ってしまうとそこに時間がかかりすぎてしまいますし、
仮にお客様に不人気だとしたらそこにかけた時間が無駄になってしまいます
時間を無駄にしないためにも、私は5分ほどで出来る簡単な店頭を作っていました
例えば、12時から14時までは子供向けの映画があるから、
14時以降は子供連れで賑わうだろうと予測し、同じシューズを色違いで
子供の靴を真ん中に挟むような形で並べていました。
さらにPOPに「夏休みはこの靴を履いてBBQに行こう」などと書くと、
家族連れの方がみんなでその靴を購入してくれたりします。
さらにもう一つは、これはPC専門店でやっていたことですが、
POPをあえて分かりづらく書くという手法です
私が働いていたお店では、店員からお客様にお声が開けすることが禁じられていたので、
このようにお客様に小さな疑問を生む仕掛けを作ることで、
お客様が店員に「これって、どういう意味ですか?」と聞いてくれるわけです。
話をまとめます。
VMDはできる限り時間帯ごとに移動可能にすること、そして、POPはわかりやすく
書く事で接客を省き売上をあげる方法、反対に難しく書く事でお客様の頭に意図的に
「?」を作る方法、この三つの技術はすぐにはじめられるはずです。
ご自身の店にあった手法をぜひ選択し早速実践してみてください。