最近ホスピタリティ研修が
流行っています。
弊社でも担当させていただくことが
多く戒めも込めてお話します。
ホスピタリティは概念です。
概念を伝えることだけで
終わらせてしまうと
「あ～よかった」で終わる可能性が高いです。
確かに話を聞けば
暖かい気持ちになるし、
感性も高ぶることでしょう。
しかし、これで終わってしまうと
次のアクションにはつながりにくいです。
次のアクションに繋がらなければ
数日で感動を忘れてしまいます。
つまり、元通りになってしまう、ということです。
やはり感動と日常のギャップが
諦めを生んでしまうのでしょう。
だから私は必ず
行動に繋がるように導くことだけを
考えて進めているのです。
そうすることで研修後に
ホスピタリティあふれる店づくりが
できます。
想いだけだと現実は変わらないので
諦めてしまいます。
行動してはじめて
現実が変わるので継続性が生まれます。
「がんばります！」
「色々やってみます！」
「努力します！」
では何も変わりません。
研修の中で具体的行動に
変わるように導かなければいけません。
受講生にとっては
どっちが楽なのかと言われれば
インプットして終わる研修です。
しかし、これでは
継続的な成果を
得るのは難しい
（※私が知らないだけかもしれません）
と思っています。
私はあえてアウトプット
（具体的行動）してから
終わるようにしています。
現場で何をするのか。
何から始めるのか。
これがあって初めて
ホスピタリティが
現場で花咲くのです。
想いで完結してはいけない。
行動変容しなければすぐに忘れられてしまいます。
