先日ある会社の研修で、終わった後に受講生が
「今日は素晴らしい研修をありがとうございました!」
と言ってくださいました。
もちろんうれしいです。
そこで私は、「これからの決意はいかがですか?」
「がんばります!」と返ってきました。
これが悪い、というわけではありませんが、
私は聞きました。
「何をがんばります!」
「今日教わった○○をやりきります!」
と今度は「やりきります」と返ってきます。
さらに、私は
「いつまでにやりきりますか?」
と聞けば
「そうですね…来週の月曜日までに必ずやりきります!」
「わかりました。ちなみに○○をやるにはどんな準備が必要ですか?」
とさらに掘り下げると具体的に取り組むまでの準備を話してくれます。
「▽▽と■■、そして、早く終わらせるためにも☆☆が必要ですね」と言いました。
もうおわかりですよね?
具体的な思考からしか成果は生まれない、ということです。
もし私がこのまま受講生を返してしまってはおそらく、
「時間がなくてできませんでした…」で終わっていたことでしょう。
大切なことは具体的に何をいつまでにどのようにやるのかを宣言させることが大切なのです。
そうすることで頭の中で具体的に行動イメージができます。
これが行動による成果を生み出すために必須な思考習慣です。
がんばります。
やりきります。
より具体的に明確にすることで求める成果を達成することができるでしょう。