よく飲食店に入ると
「お客様ご来店です！いよっ！！」
と掛け声が入り一斉に
「いらっしゃいませ～（全員）」で出迎えてくれる店があります。
行くたびにこの一言で元気になります。
本当に素晴らしい店だなといつも実感しています。
しかし、そうではない店も多々見かけます。
「お客様ご来店です！いよっ！！」
と掛け声が入り
「いらっしゃいませ～（まばら）」というパターン。
これなら正直に思います。
やらない方が良い。
どう見てもやらされている感しかなく、
少しでも手が埋まっていると声出しをさぼる人がいます。
おそらく心の中で
「声出しは暇な人がやればいいの」と思っているのでしょう。
店全体の雰囲気もこの中途半端な一言で一気に暗くなります。
声って気持ちが表れています。
やらされ感のいらっしゃいませは人から笑顔を奪います。
そうではなく、心から来店を喜ぶ一声
「いらっしゃいませ」があるだけで気持ちが明るくなります。
特に私は、居酒屋甲子園に登壇してくる上位店舗の接客には
いつも「すごいな～」と思わされる演出があります。
・・・と私はそこではなく、あえて「挨拶」にいつも感心します。
いつ行っても心から迎えられているという実感があるのです。
それは全員が一糸乱れぬタイミングで声出しをしているからです。
すばらしいの一言。
この瞬間脳裏に挨拶が染みつき、
また居酒屋行こうと思うと頭の中で瞬時に想起されるのです。
挨拶一つでお客様にとって強烈な印象を残すことができます。
反対に挨拶や掛け声が中途半端になるのであれば
辞めた方が良いと思います。
あなたの店の声掛け、声出しはいかがでしょうか。
中途半端になっているのであれば辞めましょう。
声出すことでお客様満足度（ＣＳ）や印象を悪くしているかもしれません。
「いらっしゃいませ」は言うことが目的ではなく、
お客様を迎える感謝の気持ちもこもっていることを忘れてはいけません。
