感動を生む接客でぜひ皆様のお店でもマニュアル化していただきたいものが一つあります。
それは、商品のデメリットも正直に伝えるということです。
商品の良さを伝えるということは販売員なら誰でもしますが、しかし悪い点となるとごまかそうとすることも多いです。それは、売れないかもしれないと不安になるからです。
しかし、パソコンなら、バッテリーの持ち、液晶の鮮明さ、音質など、各社どこかに工夫を凝らして競合から飛び抜ける機能がウリです。
だからこそ、各社必ず弱みもあります。
うやむやにしても、いずれはお客様も気付いてしまうことでしょう。
販売員には良い情報も悪い情報も正確に伝える義務があります。
パソコンであれば、「正直に申し上げますと、バッテリーの持ちが悪いです。でも、同価格の商品では最も高機能です」と。
そうすると他者比較した上での100%の情報なので、お客様も信用します。
正直に伝えることで信頼が生まれ、自店舗で商品を買っていただくことが出来ます。
ただし伝え方として、順序が肝心です。
メリットを言った後にデメリットを言うと、どうしても悪い点に焦点が当たって必要以上に悪く聞こえてしまいます。
ですので、先に悪い点を伝え、その後で良い点を伝えることで商品の良さが際立ちます。
お客様はあなたの正直で誠実な姿勢に感動を覚えます。
なぜなら本当にお客様のことを考えていないと、悪い点は言わないはずだからです。
ぜひ、誠実な姿勢を持ってお客様に接していきましょう。
お客様に感動を与えるには相応の覚悟が必要です。
偽りのない誠実な接客の中に感動は生まれるものです。