接客の基本、それは笑顔です。
笑顔で働いている方とそうではない方では、どちらがお客様側からすると印象がいいでしょうか?
当然、笑顔で働いている方ですよね。
皆様は、頭では分かっているはずです。
しかし、分かっていてもこの笑顔がなくなってしまうときがあります。
それは余裕がないときです。
仕事のキャパを超えたり、体調が悪かったり…
より具体的にお話しましょう。
例えば、お皿を同時に3枚運べる人と1枚しか運べない人では、当然のことながら3枚運べる人の方が能力が高いと言えます。
3枚運べる人に途中で声をかけたとしても、「少々お待ち下さい」と言って、笑顔で対応してくれることでしょう。
しかし、1枚しか運べない人というのは、そもそもに余裕がありませんので、どうしても業務をこなすことだけに集中してしまいます。
その結果、顔から笑顔が消え、お客様から呼ばれても気持ちよい接客が出来なくなってしまいます。
「すみませーん」と言われても、「こっちは今忙しいんだよ、このタイミングで声かけてくるなよ」と心の中で思ったり、オーダーを取ることを忘れてしまうかもしれません。
忙しい中オーダーをとりに来たのに、「やっぱり・・・どれにしようかな…」と悩んだ瞬間、店員さんからの冷たい目線(通称:決めてから呼べ目線)が。
こうなるとお客様の満足度は下がり、二度と来店してもらえないかもしれません。
ですので、まずはこの心の余裕を持てるようにするために、自身の能力を高めていきましょう。
日々の積み重ねが、自分の笑顔とお客様の笑顔を作っていきます。