2012年11月09日

ちょっとした一声でお客様の安心感を生む方法

リピートのお客様はほぼ100%
自分のことを覚えてくれているのかを気にしています。

もし、何のそぶりもなく、
新規客のような扱いを受けるとがっかります。

一番ショックなのは、
前回接客してくれていたのに、
存在を忘れ去られてしまったときは・・・
落ち込みます。

たしかに仕方ないと言えば仕方ありません。
方や半年に一回しか行かないお客様、
一日何十人も接客をするわけですから。

覚えているだけでも奇跡なのは頭では
わかっているのですが、
せっかくまた来たのですから、
「前回のご購入された商品の使い心地いかがですか~」

と言われたいわけです。

ではこの手のお客様に対してどのように接していけばいいのか。

私がよくやっていた方法をご紹介します。
基本的に私は一度接客したお客様は何の靴を買われたのかは
たいてい覚えています。

それほど購入前に自分の記憶に焼き付けるために、
商品を見て、お客様の顔を見てを繰り返します。

それほど印象に残すよう工夫してきました。

しかし、すべてのお客様を記憶できるわけではありませんでした。
きっと方法があったのでしょうが、当時の私は、
力不足で徹底することができませんでした。

その時に、私が大切にしていたことと言えば、
もし顔を忘れてしまったときは、会釈をする、でした。

というのも必ずお客様がこちらを見てにっこりします。
「成田さんのこと私は覚えていますよ」と。

私はわからないのですが、そのにっこりに
笑顔でお応えします。

そして、「本日もご来店ありがとうございます。」と
言うようにしていました。

そうすると、お客様も「少しは覚えてくれているのかな・・・」と言った
表情で近寄ってきてくださいます。

と、このようにお客様にあまり不快感を与えないように、
何事も笑顔で応対するようにしました。

はじめは顔がひきつってどのように応対すればよいのか
わかりませんでしたが、この対応をするようになってから
戸惑うことがなくなりました。

二度目の接客ですからそれ以降忘れることはありません。
すべてのお客様を記憶できればいいのですが・・・

私にはまだまだ記憶力が・・・
という方にも笑顔で「本日もご来店ありがとうございます」と
添えるだけで距離が縮まります。

ぜひ試してみてください。

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