販売員（飲食店スタッフ）であるあなたは、
実は全スタッフの代表者として売場に立っていることにお気づきでしょうか。
そして、あなたの発する言葉と行動が会社のブランドイメージを
良くも悪くも一瞬で変えてしまう力を持っていることにお気づきでしょうか。
「えっバイト（店長でもない）なのに・・・何を言ってるんだこの人は？？」
と思われたかもしれません。
しかもブランドイメージなんて本部の仕事でしょ・・・と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この考え方は間違っています。
もちろん、常日頃から本社や経営者はこのブランドイメージの向上を目指し、
さらに多くのお客様に来店してもらう施策・対策を日々熟考し、実施しています。
それは間違いありません。
特に私が勤めてきたお店は、テレビCMや雑誌広告、新聞広告を入れて来店を促していましたので、
その広告を目にした多くのお客様は、心躍らせながら『楽しみに』店舗に足を踏み入れたことと思います。
しかし、ここでもし私がお客様に不快を与える態度で接客をしたらどうなるでしょうか？
（入社仕立てはほぼ金髪にロックテイストの服装で働いていました。これがまた目が細いんですよ～～・笑）
せっかくの『楽しみ』がその不快な一言だけで一気に『不満』に変わります。
そして店を後にして、心の中で「もう二度とあの店には行かない」と誓うでしょう。
しかもチェーン店の場合は・・・地方店舗にはじめて行っても成田直人の顔が浮かんで入店を踏みとどまります。
（あの店員みたいな人がいるところで・・・買いたくない）
それほどお客様の選択肢に大きな影響をおよぼします。
こうなってしまえば、本部のマーケティングチームが知恵を絞って結びつけたお客様の来店を、この私の態度一つですべてを水の泡にしてしまうのです。
このように、ブランドイメージを背負うというのは、お客様の期待に応えることでもあり、同時にスタッフの期待に応えることでもあるのです。
日々ブランドを背負っていることを意識し、お客様に心地よく買い物をしてもらえるようサポートをしていきましょう。
