仕事をしていると、販売員は売るのが仕事なので、
自分の販売ばっかり優先してしまうことがあります。
だから仮に自分が手伝ってもらいたいときも、
なかなか周りに言い出しにくかったりするものです。
周りも当然販売していますから、チームであり
ライバルなわけです。
そんなとき、あなただったらどうしますか？
助けなんかいらないと一人でやり切りますか？
いつまでも意地はってもよい結果は生まれません。
私は、はじめ一人でなんでもやろうと思いましたが、
一緒に働くアルバイトのＡ君が手伝ってくれた時に、
本当にうれしくて、それから誰かが困っていたら
手伝うようになりました。
もちろん一番いいのは、Ａ君のように、
先に手伝うことで相手が手伝いたいという
気持ちになる、ことです。
だから、私の場合はラッキーなだけで、
一般的には、まず与えることからすべて始まります。
手伝ってほしければ相手が困っていたら手伝う。
え？と思われた方も中にはいるかもしれません。
でも、そうすることであなたが困ったときに
その人が率先して手伝ってくれるようになるのです
まずは自分から行動すること、これが鉄則です。
一人で動いてお客様満足度を最大化することはできません。
例えば、誰かが接客中に備品を取りに行きたい・・・
というときに、「私取りに行きますよ！」
と代わりに取りに行くとどうでしょう。
それも自ら歩み寄り、「何か手伝えることある？」
なんて言われたらとても嬉しいですよね。
そうすれば接客している人はお客様に集中することができますよね。
お客様のもとを離れるだけで待ち時間という
「ストレス」を与えてしまいますが、
他のスタッフがサポートすれば満足度を一気に向上させることができるのです。
今は不景気です。
採用も厳しく、どのお店も少ない人数で回していかなければいけません。
だから誰かが風邪を引くなどのイレギュラーが発生したときは、
本当に困ってしまいます。
ならばそんなときこそ、
気づいた販売員（あなた自身）が率先してシフトに入りましょう。
後で自分が困ったときに皆サポートしてくれることでしょう。
ただ待ち（受け身）のコミュニケーションではなく、
自ら機会を作り出して、
お店にお客様に、どんどん貢献していきましょう。
すべては自分からです。
これが人間関係の原理原則です。
