私は本を書くときに大切にしていることがあります。
（これは従業員教育に欠かせない姿勢があります）
それは、「そんなの当たり前でしょ」
というレベルにまでに落とし込むということです。
なぜなら、あまりにも説明が高度過ぎると、
読んだときの充実感はあっても行動変容には結びつきにくいからです。
先日ある方が私の本のレビューを書いて下さいました。
そこには、「当たり前のことばかり・・・」と書いてありました。
実はこれは私にとっては褒め言葉だったりします。
常にそこを目指して書いているからです。
わかっていても、できているのとは大違いです。
学んだことを実践して、体得して
はじめて売れるようになるのです。
「成田にしかできない」
こう思われてはどこか他人事になってしまい
行動に結びつきません。
これはマネージャーも一緒ではありませんか。
自分にしかわからないような言い方で
ひとつひとつの作業や売り方を説明をしてしまい、
無理矢理相手に理解を求めていませんか。
「そんなの当たり前・・・」と思われるくらいの
印象を持ってもらうことがとても大切です。
まずはこの印象を持ってもらうことが先です。
ぜひ一度私の書籍を読んでみてください。
「そんなの当たり前」という情報に触れて頂くことで
ぜひご自身の教育に置き換えてみてください。
今すぐ活用できるヒントが多々あるはずです。
では、その上で何をするべきか、
次は「徹底」です。
当たり前の徹底が人を育てます。
どこかで手を抜いたりするのが人間です。
だから、徹底するように管理することが大切なのです。
そうすることで、どんどん自身の当たり前の基準
というものが上がっていきます。
すると、またそれを徹底するので
どんどんプラスのサイクルに入って、成長していきます。
早速、当たり前を行動に移していきましょう。
この場合の当たり前は何でも大丈夫です。
挨拶をしたり、ホウレンソウをしたり、計画を立てたり、掃除をしたり。
教え方一つで一緒に働くメンバーは、圧倒的な成長を遂げることができます。
当たり前を徹底することで人は忍耐力も磨かれ、
仕事に手を抜かなくなります。
面倒くさいで逃がさないよう管理していきましょう。
当たり前の先には売れるマインド作りに欠かせないことも
同時に教えてあげてください。
