お客様の接客が終わって、
店内は閑散としていてお客様も仲間もいない。
そんなときは、とにかく「手を動かす作業」をして下さい。
この時間もよくよく考えたら時給が発生しています。
という仕事の姿勢もそうですが、
お客様からの印象が良くなります。
ポイントは、店の外を歩く人から見て、
忙しく魅せるというところにあります。
日頃は忙しくてつい
後回しになってしまっていることはありませんか?
ホコリまみれになっているウィンドウディスプレイ、
店頭の什器の汚れ、
什器の下にたまっているホコリなどの掃除です。
1つや2つは頭に浮かびますよね。
(今まで面倒くさくて無視していたことです)
つい毎日目に触れる環境なので、
見落としがちです。
私も店頭に立って掃除しているときに、
ありえないサイズにまとまったホコリを見たときは
驚きました。
ぜひこの後回しになりがちなことに
取り組むように心がけましょう。
ここでのポイントは、バックヤード(事務所)の作業ではなく、
売場で出来る作業に取り組むということです。
誰だって暇そうな店の店頭で出入り口を
じっと眺めている販売員のいる店を見たら、
入りたくても入りづらいですよね。
何だか買わされそうな気がするからです。
だからこそ店頭で掃除をしたり、動くことで
忙しい店を演出するのです。
そうすることでお店に
お客様が来店しやすくなります。
よく私も「暇なときこそ忙しくしろ!」と言われてきました。
だから、店頭でボーッとしていることは許されませんでした。
ハタキで入場を何度も掃除したり、
いつもは手入れの行き届かない什器に貼り付いたセロテープのあとなどを
取ったりしていました。
商品を買うときに、
あなたは汚いお店で商品を買いたいですか?
忙しく見せながら綺麗な店作りをすることが
お客様の「安心感」を生むのです。
「この店は掃除も行き届いている気持ちの良いお店」
という印象を与えることができる、ということです。
ぜひ、空いた時間は常に売場で手を動かす
(お店にとってプラスになる)作業をするようにしましょう。