私は接客研修だけではなく、
店頭に立って販売員もしています。
この仕事をしていて実感していることは、
やはりすべての答えは現場にある、ということです。
先日もある企業の研修後に店頭販売も一緒にやったのですが、
研修だけでは見られない側面が一人ひとりの販売員と店長から
垣間見ることができました。
と、同時にとてつもなく可能性を感じたので
ここで共有させていただきます。
接客後に、ある販売員に私は
「●●さん今の接客どうでした？」
「そうですね・・・もっと□□しておけばよかったです」
と答えました。
本人はとても残念そうな顔をしていました。
と同時に私の顔色を伺っていました。
（たぶん本人は怒られると思ってビビっていたと思います・笑）
私が伝えたのは、
「いい感じですね！その気づきをしっかりと次回の接客で実行すれば
すぐにトップセールスになれますよ！」
と言いました。
本人は「えっ？」と拍子抜けした顔をしていましたが、
お世辞じゃなくて私の素直な気持ちでした。
なぜ後悔をすることがプラスのフィードバックに繋がるのか。
一般的には、
「後悔するくらいならちゃんとやれよ」
と言われそうですが、そんなことはありません。
なぜなら、アイデアを生み出しているからです。
「もっと□□できた」
という□□のアイデアを生み出せたことが素晴らしいのです。
能力がなければ
「今の接客どうでした？」
と聞いても
「特に・・・いつも通りです。」
売れなければ
「もっと次がんばります」
と言います。
具体性に欠ける発言をするのは
アイデア（改善案）を生み出す力がないからです。
アイデアは能力に依存します。
アイデアが枯渇すれば（現状維持）は
緩やかな衰退を意味します。
□□のアイデアが生まれる時点で、
□□を実行するサポートをすれば
きっちりと成果に繋がります。
だから接客後に後悔することは、
悪いことではないのです。
間違いなく次の成果に繋がるキッカケになるのですから。
ただし、先述の通り、
「行動」しなければ□□はなんの価値も生みません。
何をしたらいいかはわかっているけど、
なかなか行動に移せない人いますよね。
改善する上でのキモは
「実行力を高める習慣」を手に入れることです。
では実行力を高める習慣を
手に入れるためにはどうしたらいいのか？
その答えは日常生活にあります。
お休みの日や、家に帰ってきたとき
「そうだそうだ、あれをやらなきゃ」
と思ったことを確実に実行に移すことです。
これが大切です。
多くの人は先延ばしにします。
「やろう・・・やろう・・・」で気づいたら
１週間、１か月、１年が過ぎてしまいます。
気づいたらすぐに実行できる習慣を
日常生活で形成することができれば
仕事でも同じように、すぐに改善する習慣が身につきます。
私が以前ある方から
「明日やろうは馬鹿野郎」
という名言を聞きました・笑
笑っちゃいましたが、
まさにその通り！ですよね。
あなたが目標達成するためには、
日々行動のクオリティを上げないといけません。
そのためには学習習慣を身に付け、
「どうしたらもっと良い接客になったのか？」
と都度接客を振り返り、アイデアを創出する能力を身に付けることです。
そして、日常生活から
即実行する習慣を身に付けて
仕事でもアイデアの実行力を高めるようにすれば
間違いなく目標達成できるし、
よりよい接客ができるようになるはずです。
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