2016年に入り、店舗ビジネスは軒並み難しい苦境となりました。
私も企業再建レベルの案件を沢山引き受けるようになってから
沢山の現場を直接見るようになりました。
もちろんこれは企業再建に関わらず、
どのマネージャーも「チャレンジ」「イノベーション」と
聞こえの良い言葉を使って現場を鼓舞しようとしています。
実際にチャレンジしていればよいのですが・・・
ほとんどのマネージャーは部下にばかりチャレンジを
求めているような気がします。
チャレンジするマネージャーには部下がついてきて、
チャレンジしないマネージャーには部下はついてこない。
前者と後者の違いを私が判断するときにする質問があります。
それは・・・
「今日何を失敗しましたか?」
です。
現状維持には失敗はありません。
たとえ失敗をしたとしてもそれは惰性から生まれた失敗です。
「オペレーションでミスをしました」
これは失敗じゃない。
私が投げかける失敗は
「新しい取り組みをして見えないリスクに見事にぶつかった時」です。
チャレンジをすれば必ず失敗をします。
そして、その失敗を改善することで成功に導くことができます。
チャレンジしよう!
イノベーションを起こそう!!
と言ってるマネージャーにあえて聞く「失敗しましたか?」
本来であれば「何にチャレンジしましたか?」
と聞けばいいかもしれません。
でも、マネージャーは話すのが上手な人が多いので、
それっぽい答えをするわけです。
「それっぽい」
これで逃げられてはいつまでもチャレンジしないし、
イノベーションなんて起こりません。
だから私はあえてチャレンジの足跡が見える失敗に
焦点を当てているのです。
あなたの会社でもチャレンジすることを奨励しているのであれば
毎日「何に失敗した?」と投げかけてみてください。
現場は常に市場変化に「適応」しないといけません。
適応するということは、もともと適応していないところから
始まります。
適応するまでの間沢山の失敗をします。
この失敗にこそ価値があり、その後の改善が
店舗や企業の成功を作り出します。
私は企業再生や事業拡大のお手伝いをしていて、
沢山の「それっぽい」人と出会えってきました。
私も沢山騙されてきましたし(笑)
社長が見事に騙されているのも見てきました(笑)
結果何も変わらない
何もイノベーションが起こらない
ということは、何もしていない。
何もしていないことを見抜く力を身につけるには
どうしたらいいのか?
考えてたどり着いたのが「失敗の足跡」でした。
早速ご自身の会社でも試してみてください。
チャレンジしている店長としていない店長が
浮き彫りになるはずです。
派手な失敗をして悩んでいる店長に
ぜひ手を差し伸べ、
失敗をしていないチャレンジャーには、
チャレンジすることの価値を語っていきましょう。
社内にチャレンジする文化を作るためにも
失敗を奨励し、一緒になって改善策を考える習慣作りから
はじめてみることをおすすめします。
その最初のステップは、
「今日は何に失敗したの?」と投げかけることです。
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