ホウレンソウとは、報告・連絡・相談のことです。
また、ホウレンソウとは相手への思いやりでもあります。
仕事に慣れないうちはミスもたくさん出てきます。
そのときは店長や他のスタッフに必ず「報告」をする、
何か頼まれたことがあれば必ず「連絡」をする、
何か分からないことがあれば見切り発車せずに
「相談」をする、ということを欠かさずにしていきましょう、
あとでとんでもない事件に発展したら大変です。
問題は小さいうちに解決するよう正直に告白するのが
身のためです。
結局隠してもバレるのですから。
これはどんな職種でも、社会人の基本的な心構えです。
お客様とのコミュニケーションだけでなく、
職場の仲間とのコミュニケーションも同時に身につけなくてはなりません。
ではどうしてホウレンソウを怠ってしまうのか。
ホウレンソウを怠ってしまう特徴の一つに、
仕事の慣れがあります。
「おそらくこれで良いはず」と誰にも相談しないで勝手に仕事を進めたり、
「これくらい自分で何とかなる」とミスの報告が遅れたりすると、
思わぬトラブルに発展したりするものです。
また、きちんと出来ていても、作業完了の報告を怠ると、
頼んだ人を不安にさせ、なかなか信頼してもらえません。
「あれどうなった？」
「こんなの聞いてないぞ！」
と指摘されているようでは、
まだまだホウレンソウが不十分です。
これではいつまでたっても会社における
自身のポジションは高まっていかないでしょう。
そのためには、メモ帳や手帳を常に携帯しましょう。
箇条書きで、気づいたことを書き出し、
ホウレンソウが済んだら印を付けていきます。
休憩時、退社前など、
必ず見返すクセを付ければ完璧です。
ホウレンソウの徹底が、あなたを一人前の社会人に育てます。
窮屈な面もあるかもしれませんが、
組織で動いているので、ぜひ徹底していくようにして下さい。
視点を変えてみたらホウレンソウの理由がわかるはずです。
あなたが上司だったら事が起こって大問題になってからフィードバックされても困りますよね。
火はボヤのうちに消さないと大火事になってからでは取り返しのつかないことになります。
だから進捗状況は自己判断で進めないことが大切なのです。
