最近講演会では、行動変容を促すために
あるワークをしています。
そのワークをすればするほど見えてくるのが、
人の行動変容を阻害するバイアスだ。
そして、不思議と売れている店や会社は、
このバイアスが低く、
売れていない店や会社は、
バイアスが高い。
売れていないからこそ新しい取り組みをして
顧客を取り返さないといけないのに・・・
行動に制約がかかるのが実情です。
反対に、売れている会社や店は、バイアスも低いので
どんどん新しい取り組みをしてファンを増やしていきます。
皮肉なものですね。
完全に二極化しています。
私は仕事柄両タイプの会社を担当しますが、
売れていない会社や店のバイアスを確かめるために
あるワークをするのですが、
残念な気持ちになるほどこの行動の制限が多いです。
組織改革しなければいけないはずなのに、
誰よりも変化を嫌うのが売れていない店や会社の特徴です。
どうしたらこの会社や店が復活するのか。
ここ数年はずっとこの疑問・課題と向き合ってきました。
このままではつぶれてしまう。
長年組織に貢献してきたパートさんは
全員首になってしまう。
それだけは絶対に避けなければならない。
そんな覚悟が私を成長させてくれました。
最近は小売の再生工場と言っていただけるようになりました。
その背景には、たくさんの赤字店舗の再生です。
はじめは赤字店舗で
どう自分自身の価値を数字に置き換えられるか
悩んだ時期がありました。
いかんせん課題が想定外すぎて・・・
いかにこれまで前向きなクライアントに助けられてきたのか
と痛感する出来事でした。
そして、ここ数年の経験を経て
最近はほぼ想定外だったことは
私の想定内になりました。
もちろん仕事終わった後の肉体的・精神的ダメージは
まだまだ課題ではありますが、
確実にどうしたら企業・店舗が立ち直れるのかは
わかりました。
ちょうど昨日の公開講演会でも話したのですが、
店頭は制約条件が多いです。
制約条件が多いからこそできることに集中しなければいけません。
厳しいもので資金がないため
大きな動きができません。
その中でどうやって赤字を黒字に変えるのか。
これは「体質」を変えることです。
赤字店舗や企業は、赤字体質があります。
反対もしかりです。
体質とは企業文化だったり、コミュニケーションだったりします。
私は店頭に立てば、
「よくない体質だな」とすぐに感づくことができます。
売れない店をたくさんみてると
笑ってしまうくらい共通点があるからです。
この企業体質を変化させるために、
私はできることの中から支援策を具体的に策定します。
売上を作るのはとても大変なことのように
思われがちですが、私はそうは思いません。
体質が変わればすぐに売上は改善するからです。
売上を上げるために必要な要素は二つ。
アイデアと実行力です。
アイデアが枯渇しない限り企業は安泰です。
そして、アイデアを実行に移す実行力を
身につけることで早い段階での高利益体質を
作り上げることができます。
あなたの会社や店は、日々新しいアイデアを生み出して
実行していますか？
昨日よりも今日。
今日よりも明日。
明日よりも明後日なのです。
日々新しい行動を取り入れることで
売上は間違いなく上がります。
では赤字体質から抜けだし、
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