これから始まる「もしもシリーズ」第一弾
こんにちは、成田直人です。
本日は商店街のクライアントから度々恐怖として挙ってくる
「もしも近隣に大型ショッピングモールができたらどうするのか？」
の対策についてお話しします。
ずばり、まずはじめにしなければいけないことは、
事実を受け入れることです。
ここで、「うわ〜困った、もううちもおしまいだ・・・」とか、
「いよいようちも店をたたまなければいけないかな・・・」
とビビって事業を清算することを考えるのが一番良くないです。
事実を受け入れる、これだけで事業が好転します。
だって変えられないからです。
そして、これから説明する２つのポイントに
取り組んでみてください。
（他のポイントは今後紹介します）
１）不安を取り除く
まずはじめに、大型ショッピングモール出店が決まると、
必ず出るのが「不安」です。
店長や店内スタッフも当然ながら事実を知ることになるので、
「うわ〜どうしよう・・・」となります。
この不安が生み出す副作用は「創造性が奪われる」です。
思考のゴールが何を考えても何をしても最終的には、
「でも大型ショッピングモールが来るから意味ないよね」
という思考感覚になるとTHE ENDです。
事実を受け入れることが大切です。
だからトップであるあなたがまずは店長はじめスタッフの
不安を取り除いてあげることです。
通称「かかってこい」の精神です。
あなたがまず強い精神を維持しなければいけません。
社内・店内に不穏な空気があれば
まずはこれを除去することから始めましょう。
２）顧客数を増やす
次に絶対的な集客が減る前に、顧客を獲得する仕組みを作ることです。
大型ショッピングモールは、
路面店にはない集客力を誇るので、お客様と強い絆を
育んでいなければ間違いなく簡単に奪われてしまうでしょう。
だって便利なんだもん（笑）
だから、建設予定が立った段階からあの手この手を使って
お客様を囲う「ファン獲得作戦」を実施しなければいけません。
小さいお店ほど「顧客様数」がものを言います。
むかしの商売でも店が焼けたら一番最初に持ち出すのは、
お金ではなく名簿と言いますよね。
それほど顧客様の数は重要です。
今のうちから強力な関係性を作り上げていきましょう。
具体的な流れは弊社クライアントで説明すると、
新聞を発行して毎月送付、それからイベントへの集客へと繋げる方法です。
（ちょっとイベントやり過ぎて注意しているくらいです・笑）
以前は、大きな百貨店が潰れて一気に集客が減ったと
いつも泣き言を言っていたのですが、
今では一切そんな愚痴も言い訳も聞かなくなりました。
売上も過去最高売上を記録するなど、
今は前向きに売上と顧客獲得のために
一生懸命がんばっています。
近くに集客の柱が無くなろうが
新しい商業施設ができようが関係ない。
大切なのは、お越し頂くお客様が
この店とずっと成長していきたい、と思ってもらえるかどうか、なのです。
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