店頭研修をしていると、司会の方が、
研修の意義などを話す場があります。
また講演会では社長が冒頭に講演の目的などを
話し手からスタートすることがあります。
この時に、よく出てくるキーワードが「地域ナンバーワン店」です。
聞こえはいいんですけどね・・・
地域ナンバーワンの店を作るための具体的な方法まで
含めてお話頂くことはほとんどありません。
（ある意味その方法を研修に求められている、という
点もあるのですが日頃から考えて頂きたいところでもあります）
ではあなたに質問です。
「どうしたら地域ナンバーワンになれると思いますか？」
この問いかけに対して明確に答えられる状態であれば
オッケーですが、答えがノーなのだとしたら
ここから先読み進めてください。
私はこの質問をクライアント（店長や社長）にして、
答えが曖昧だったところに伝えていることがあります。
それは・・・何か。
地域ナンバーワンを狙う前にまずは、
目の前のお客様にとってナンバーワンを取ろう、です。
地域ナンバーワンとあまりにも大きくイメージを
与えすぎると何をしたらいいのかがわからないですよね。
だから目先の積み重ねである「目先」を見せることが大切です。
より具体的にすればするほど何をすればいいのかが
明確になります。
まずは目の前のお客様にとってナンバーワンをとろうよ！
と言われるのと、
地域ナンバーワンへの挑戦！
と言われるのではどっちが日々の取組みに
変化を作ろうと思えますか？
後者ですよね？
大きなビジョンを描いて伝えることも大切。
しかし、そのプロセスも見せてイメージしやすい
状態を作ることも大切です。
あなたがもし今店のスタッフに対しては、
「地域ナンバーワンの店作ろうよ！」と言っていることに対して
満足しているとしたら正直微妙です。
「いやいやいや、スタッフもわかりました！」って
言ってますよ！！
とおっしゃるかもしれません。
でも考えてみてください
そりぁ「わかりました！」っていうしかないでしょ・笑
上司からのお達しなのですから。
口だけの返事ではなく実務に変化を作るためにも
伝え方を変えてみることをオススメします。
地域ナンバーワンのように壮大なテーマを伝えるには、
相応の伝え方が大切です。
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