あなたはお客様のことをどのように呼んでいますか?
多くの販売員は、お客様の前以外で
「お客さん」とか「お客」「客」と言います。
でも、お客様の前では「お客様」と言います。
違和感を感じませんか?
表ではそれらしく振舞い、裏ではぞんざいに
扱っているように私は感じざずにはいられません。
いつでもお客様あっての商売であることを肝に銘じ、
どんなときでも敬意を払って「お客様」とお呼びするようにしましょう。
言葉が雑になると良い仕事も出来なくなってしまいます。
例えば、「お客さん」「お客」「客」と呼ぶとどう感じるでしょうか。
仕事の一つひとつが「面倒だけどやらなくちゃいけない」という
どこかなげやりな気分になりませんか?
一方、「お客様」と呼ぶとどうでしょう。
「プロとして全力で奉仕しよう」という気持ちになります。
「様」をつけることを意識するだけで、
仕事に対する姿勢や取り組みも大きく変わって来るのです。
さらに、ぞんざいな言葉遣いは、
隠しているつもりでも、ふとしたときに表に出てしまうものです。
売り場の隅などでうっかり口を滑らせ、
お客様に聞かれてしまう可能性も高いでしょう。
当然お客様はあなたにもお店にも良い印象を持ちません。
自分も目の前以外ではぞんざいに
扱われているのではないかと不安に思うからです。
こうしたことのないよう、
常にプロの名に恥じない言葉遣いを心がけて下さい。
言葉はお客様をどのように思っているかが
直に出るものなので、徹底していきましょう。